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【米国株動向】サンダイアル・グローワーズよりも注目すべき大麻関連株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202148日投稿記事より

大麻メーカーのサンダイアル・グローワーズ(NASDAQ:SNDL)は、将来性に疑問があり、成長率が全く高くないにもかかわらず、株価が年初来で115%上昇しており、上場投資信託(ETF)のホライゾンズ・マリファナ・ライフ・サイエンシズ(55%上昇)を大幅にアウトパフォームしています(執筆時点)。

サンダイアルの株価が今後も合併・買収(M&A)によって上昇を続けるというシナリオもあり得ますが、急落するシナリオの方がはるかに多いように思われます。

筆者はサンダイアルよりも他の大麻関連株3銘柄に注目しています。

その3銘柄とはプラネット13(OTC:PLNH.F)、トゥルリーブ・カナビス(OTC:TCNNF)、ファイア・アンド・フラワー(OTC:FFLW.F)です。

いずれの銘柄も大麻関連株の投資家にとってサンダイアルより優良で安全と思われます。

プラネット13

筆者がプラネット13を選好する理由の1つは事業のシンプルさにあります。

同社は世界中に事業を拡大しようとしたり、多数の企業を買収したりしていません。

その代わり、ラスベガスに世界最大の販売所(スーパーストア)を慎重に構築し、他の市場にもゆっくりと進出しています。

2020年通期の売上は前年比10.8%増の7,050万ドルとなりました。

調整後利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)は同12.7%減の890万ドルでしたが、コロナ禍によってラスベガスの販売所の訪問客が限られていたにもかかわらず、大麻関連会社としては堅調な業績を挙げたと言えます。

ラリー・シェフラー共同最高経営責任者(CEO)は、同社が3月に過去最高となる970万ドルの月間売上を記録したと述べ、今後の業績はさらに向上するという楽観的な見通しを示しています。

また同社はカリフォルニア州の新たなスーパーストアを予定通り今年7月にオープンする予定です。

株価は年初来で21%上昇していますが(執筆時点)、経済がコロナ禍から回復し、ラスベガスとカリフォルニアのスーパーストアが両方ともフル稼働すれば大きな上値余地があります。

【米国株動向】2021年も引き続き大きな成長が見込まれる大麻関連2銘柄

トゥルリーブ・カナビス

トゥルリーブはプラネット13よりも積極的に事業を拡大していますが、ほとんどがフロリダ州内に限られています。

3月18日時点で、米国内の83店のうち78店がフロリダ州に存在します。

1つの市場に集中すれば、コストは抑えやすくなり、供給も管理しやすくなります。

米連邦法では大麻は依然として違法であるため、企業が州境を越えて大麻を輸送することはできません。

そのため、他州に拡大するには拠点を買収するか、あるいはその州で一から事業を構築しなければなりません。

企業は通常前者を選択しますが、非常に大きなコストがかかる可能性があります。

しかし、より大きな成長機会を追求するには他州への進出は避けられず、トゥルリーブも最近はこれに取り組んでいます。

4月5日、同社はペンシルベニア州の販売店3店を他社から買収すると発表しました。

3月にはウェストバージニア州に本社を置くマウンテニア・ホールディングスを買収しています。

さらにトゥルリーブはマサチューセッツ州で大麻の栽培も開始しました。

2020年通期の売上は前年比106%増の5億2,150万ドルでした。

2020年第4四半期(10-12月期)の調整後EBITDAは7,820万ドルで、12四半期連続の黒字となりました。

同社は既に優れた事業を確立している上、新市場への進出が業績向上に寄与するとみられるため、現在以上に注目すべき銘柄となるでしょう。

株価は年初来で36%超上昇しています(執筆時点)。

ファイア・アンド・フラワー

ファイア・アンド・フラワーはカナダでトップの大麻小売企業です。

小売企業は収量や収穫物の品質を気にする必要がなく、最終製品を販売すればよいので、投資先としては比較的安全でしょう。

さらにファイアが同業他社より抜きん出ている理由は、大手コンビニのアリメンテーション・カウチタードが15%の持ち分を保有していることです。

カウチタードは世界各地に拠点を有するため、カナダ以外の市場にも目を向けているはずです。

ファイアは2月、カリフォルニア州、アリゾナ州、ネバダ州の販売店について自社ブランドをアメリカン・エーカーズ・マネジャーズにライセンスすると発表しました。

米国で大麻が合法になれば、可能な場合にはアメリカンを買収するという選択肢もあります。

過去3四半期の売上は8,480万カナダドルで、前年同期比で147%増加しました。

直近四半期(2020年8-10月期)の調整後EBITDAは120万カナダドルの黒字で、前四半期の30万カナダドルの赤字から大幅に改善しました。

ファイアは売上の伸びが大きいだけでなく利益も増加しているため、比較的安全に投資できるカナダの大麻企業の1つです。

バリュエーションも割安で、特にカウチタードがファイアの今後の先導役となることによる極めて大きなポテンシャルがあります。

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コロナ禍で消費者が一斉にレストランや航空機の利用を敬遠した一方、在宅需要という大きな恩恵を享受し、新産業として伸びた分野もあります。過去1年で既に株価は大幅に上昇してしまいましたが、在宅関連銘柄としても、長期的な成長株としても注目できる3銘柄を取り上げます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者David Jagielskiは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アリマンタシォン・クシュタール株、プラネット13株を保有し、推奨しています。
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