The Motley Fool

4月第2週目に動意づいた米国株

出典:Getty Images

4月5日

AMCエンターテインメント・ホールディングス(NYSE:AMC)…+13.4%

独立系投資銀行であるBライリーが5日付で投資判断を中立から買いに、目標株価を7ドルから13ドルに引き上げました。

映画館の収容人数が制限されている中で北米市場で公開された「ゴジラVSコング」が好調なスタートとなったことが主な要因です。

消費者の映画館利用の需要が強く、AMCは恩恵を受けるとBライリーは見ています。

ゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)…+5.6%

ウェルズ・ファーゴ証券が投資判断を買いに引き上げ、目標株価67ドルにしました。

ゼネラル・モーターズは、新たな電気自動車の投入などを計画しており、ウェルズ・ファーゴは、GMが今後、自動車業界の電動化や自動運転技術などでけん引役になるとみています。

カーニバル(NYSE:CCL)+4.7%

米疾病対策センター は2日、ワクチンを接種すれば検査や自主隔離なしで米国内を旅行できるとの新指針を示しています。

利用客が戻るとの期待からクルーズ船株が軒並み買われました。

米室病対策センターに7月以降の米国発クルーズの運航再開計画を提出したノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスは7.2%高となりました。

アカディア・ファーマシューティカルズ…▲17.2%

パーキンソン病に伴う精神症状に対する治療薬を巡り、米食品医薬品局から現在の状態では新薬の申請は認められないとの書面を受け取ったと発表しました。

臨床試験の参加者数の不足などが理由です。

グッゲンハイムは、新たな治験の結果がわかるまでには時間がかかるだろうと指摘しました。

パイオニア・ナチュラル・リソーシズ(NYSE:PXD)…▲7.5%

同業のダブルポイント・エナジーを64億ドルで買収すると発表しました。

米パーミリアン盆地での事業を拡大する狙いです。

しかし、マーケットでは、買収価格が高すぎると受け止められ、キーバンクは投資判断を買いから中立に引き下げました。

4月6日

ゴールデン・ナゲット・オンライン・ゲーミング…+12.3%

アメリカの証券会社であるジェフリーズが6日付で投資判断を買いで調査を始めました。

ネット賭博市場の成長余地を、株式市場は十分に評価していない と指摘。

同業界でリーダー格となる事業資産を有しており、長期的にみて成長が期待できるとの見方を示しました。

イルミナ(NASDAQ:ILMN)+7.9%

21年1~3月期の売上高が前年同期比26%増え、四半期ベースで過去最高になったようだと5日夕に発表しました。

新型コロナウイルスの解析にも使われる解析機器の販売が好調でした。

コロナの影響で落ち込んだ他の機器の利用も回復しているといいます。

12月期通期の売上高見通しも上方修正しました。

スナップ(NYSE:SNAP)+5.1%

アトランティック・エクイティーズが6日付で投資判断を中立から買いに引き上げました。

動画共有機能のスポットライトや地図上でイベントの写真などを共有できるマップなどの新機能の追加が、利用者数の増加や収益化につながると評価しました。

2月の高値から5日までに26%下落し、バリュエーション面でも妥当な水準になりつつあるとみています。

ペイチェックス…▲4.9%

6日発表の20年12月~21年2月期決算は市場予想並みの減収でした。

中小企業向けの人事サービスや保険サービス事業が低調だったことが原因です。

21年5月期通期の売上高見通しは前期比で横ばい~2%減を見込んでいます。

株価は上昇基調にあったため、決算を受けて利益確定売りが広がりました。

4月7日

オースター…+25.7%

シティグループが7日、投資判断 を買いで調査を開始しました。

オースターは、自動運転の目となる車載センサー「ライダー」で高い技術力を保有していると指摘。

同時に自動車業界以外にも幅広い顧客を抱えている点も評価しました。

シティーグループは、目標株価は6日終値の2.2倍の17ドルとしました。

アバクロンビー・アンド・フィッチ…+7.2%

UBSが7日、投資判断を中立から買いに引き上げました。

3月の米小売売上高は大きく増加することが予想され、当面は力強い回復が期待できるとしたことが要因です。

同じく投資判断を引き上げた衣料・雑貨のエル・ブランズも3.6%上昇しました。

ジオ・グループ…▲20.4%

7日、予定していた四半期配当を停止すると発表しました。

債務返済を優勢するとのことです。

市場では米政府からの運営の委託契約を失うためではないかとの思惑が強まりました。

バイデン大統領は1月に一部の民間企業が運営する刑務所に関し、契約を更新しないよう司法省に指示していました。

同じく刑務所運営のコアシビックも17.3%下落しました。

4月8日

オクタ(NASDAQ:OKTA)…+7.2%

7日開催のアナリスト説明会で新サービス導入を発表し、 8日は成長を見込む好評価が市場で相次ぎました。

3月に同業の買収を発表しており、22年1月期通期の収益が予想より上振れする可能性も意識されました。

ハブスポット(NYSE:HUBS)…+6.0%

パンク・オブ・アメリカが8日付リポートでソフトウエア市場の 2020~25年の年平均成長率を9.5%と予想しました。

競争力や利益率を考慮し、ハブスポットやサービスナウなどの上昇余地の大きさを指摘しました。

ロク(NASDAQ:ROKU)…+3.0%

ドイツ銀行が8日付リポートで買いの好機と指摘しました。

株価が2月中旬の四半期決算発表時から2割下げており、広告収入などによる成長力を見込むと上げ余地があるといいます。

目標株価は500ドルと7日終値から38%高い水準を見込んでいます。

4月9日

Amazon(NASDAQ:AMZN)…+2.2%

大手ネット通販のアマゾンは、労働組合結成の是非を問う従業員投票が反対多数で否決されました。

アメリカは、伝統的に労働組合への加入率が低いですが、コロナ禍に見舞われた昨年は、2019年より0. 5ポイント高い10.8%に上昇しました。

IT業界の雄であるアマゾンの動きに市場は注目していました。

フボTV(NYSE:FUBO)…+12.61%

2022年にカタールで行われるワールドカップ予選の放映独占権を勝ち取り、上昇しました。

ワールドカップの全世界の視聴者数は、2018年に開催されたロシア大会で35億人でした。

これは2016年に行われたリオオリンピックとほぼ同数の数字です。

フリーレポート配信

新型コロナウイルスの感染再拡大で未だ予断を許さない状況ですが、ワクチン開発で大きな進展が示されるなど、厳しい状況の中にも明るい兆しも見えてきています。2021年にかけて成長ストーリーを持っている5銘柄を紹介します。

2021年注目の5銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事の作者、渡辺たけしは、記事内で言及されている銘柄を保有してはいません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。

最新記事