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NYダウの週報(4月5日週)と来週の見通し

出典:Getty Images

9日のNYダウは297.03ドル高の33,800.60ドルで取引を終了し、過去最高値を更新しました。

また、機関投資家の多くが運用指標とするS&P500種株価指数も、31.63ポイント高の4,128.80と過去最高値を更新しています。

週間ではNYダウが1.96%、S&P500種株価指数が2.71%の上昇となりました。

S&P500種株価指数は3週連続で上昇し、昨年10月以降で最長の上昇局面となっています。

新型コロナワクチン接種による米経済活動正常化期待や、FRBによる緩和的な金融政策の長期化観測から、景気敏感株中心に買いが入っているからです。

また、一時1.7%台後半まで急騰していた米10年債利回りが、1.6~1.7%前後での落ちついた動きになっていることから、相対的な割高感が意識されやすいハイテク株にも買いが入り、ナスダック総合株価指数は今週3.12%の上昇となりました。

NYダウ来週の見通し

来週から1~3月期の決算が始まります。

とくに14日(水)のJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴといった大手金融機関の決算に注目です。

また、12(月)には米3年国債と米10年国債、13日(火)に米30年債の入札があるので、金利動向にも関心が集まるでしょう。

そして来週の経済指標では、15日(木)の小売売上高に注目しています。

2月の小売売上高は前月比3.0%減となり、市場予想を大きく下回りました。

ただ、全米で大寒波に襲われたことやテキサス州などの停電などが原因であったため、減少は一時的と考えられます。

追加経済対策の個人給付や新型コロナワクチン普及により個人消費は今後拡大する見込みなので、小売売上高の市場予想は前月比+5.2%となっています。

来週は、NYダウが過去最高値を更新し続け、節目の34,000ドルを突破できるかどうかに注目です。

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