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【米国株動向】すぐに投資するべき5G関連3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021325日投稿記事より

次世代移動通信規格5Gは、既に多くの通信会社のネットワークで利用が可能で、4Gを上回る大きな利点があります。

通信速度は最大で4Gの100倍、基地局と端末間の通信が高速になり(低遅延)、大容量であることから端末の多数同時接続も可能になります。

5Gの普及で、投資家はどの企業が潜在的に最大の恩恵を享受できるのかを知りたいでしょう。

エヌビディア(NASDAQ:NVDA)、クアルコム(NASDAQ:QCOM)、アップル(NASDAQ:AAPL)の3銘柄に注目するべき理由を解説します。

エヌビディア:5Gでも半導体が必要

エヌビディアの高性能ゲーム用に使われ、画像処理装置・半導体チップ(GPU)は、5Gインフラの高速化にも使われます。

5Gではデータ量が4Gの3倍近くになるため、5Gデータセンターではかつてないほど大量の情報処理が必要です。

同社のGPUを使って効率的な情報処理が可能になり、5Gが広がるにつれてより多くのGPUが必要とされる可能性があります。

エヌビディアの注目点の一つは、同社は5Gそのものの事業体ではないということです。

同社には多くの5Gにかかわる収益源があり、ゲームやより包括的なデータセンター部門も成長に貢献しています。

直近四半期の売上高は前年同期を61%上回り、希薄化後1株当たり利益(EPS)は同51%増と急増しました。

過去1カ月間に株価は約8%下落し、5Gに新たな視点から注目する投資家に買い場を提供しています(執筆時点)。

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クアルコム:5Gを支える知的財産

クアルコムが3G、4G分野で保有する特許は、何年間にもわたり同社成長の原動力となりました。

以前と同じ利益率を維持するのは難しそうですが、5G特許でも恩恵を享受する態勢は整っています。

同社は既に、スマートフォンや携帯電話機の全主要メーカーと110件の5Gライセンスに関して合意しています。

これは5G端末が主流になるにつれ、同社がそれらの機器から特許料収入を得ることを意味しています。

クアルコムは、今年の5G端末の出荷台数を2020年の2倍を超える4億5,000~5億5,000万台と予想しています。

2月3日に公表された第1四半期決算では、売上高が前年同期比61%増と急増し、希薄化後EPSは同161%増と急伸しました。

好業績にもかかわらず、同社の株価は過去1カ月間に約5%下落しています(執筆時点)。

今は絶好の買い場かもしれません。

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アップル:5G端末が動き出す

アップルは昨年後半に、最初の5G端末(iPhone12の3機種)を発表しました。

以後、同社は5G最大のプレーヤーに浮上しています。

新機種の貢献により、1月27日発表の今年度第1四半期決算ではiPhone売上高が前年同期比17%増となり、短期間で5G端末市場最大のシェアを獲得しつつあります。

ある予測によれば、今年末までにシェアが35%に高まる可能性があります。

アップルにとっては、第1四半期売上高1,110億ドルのうち、ほぼ660億ドルを携帯電話機が占めており、依然として同社にとってiPhoneは非常に重要です。

またiPhoneは、アップル・ミュージック、アップル・ニュース+(プラス)、APPストアなど、拡大するサービス部門成長の原動力という点でも重要です。

iPhoneが売れれば売れるほど、端末を通してサービス売上げを増やし、ユーザーを巨大な同社のエコシステムに引きつけることが可能になります。

第1四半期のサービス部門売上高は、前年同期を24%上回る158億ドルに成長しました。

アップルの5G分野での事業は始まったばかりです。

ユーザーの4G機種からの乗り換えによりiPhone売上高が伸び続けるのはほぼ確実で、サービス売上高も増加するでしょう。

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留意するべきこと

投資家にとって5Gは有望ですが、5Gだけに依存しない企業に投資するのが賢明でしょう。

ハイテク企業の中には、新技術が急成長しても成熟化とともに衰退し、景気循環に苦しむ銘柄もあります。

取り上げた3銘柄はいずれも、5G以外にも成長の可能性がある事業を展開しており、5Gの成長が予想を下回っても有望な長期投資対象になるでしょう。

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