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【米国株動向】オンライン仮想空間関連のハイテク株トップ3

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021318日投稿記事より

今月上場したオンラインゲーム運営大手のロブロックスは1日当たりのアクティブユーザー数が3,200万人を超え、新たな“メタバース”(オンライン仮想空間)関連株として注目を集めています。

しかし、実体世界とデジタル世界の境界線を不明瞭にしているのは、ロブロックスだけではありません。

このトレンドに乗りたいなら、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(NASDAQ:ZM)、フェイスブック(NASDAQ:FB)、ユニティー・ソフトウェア(NYSE:U)にも注目するといいでしょう。

ズーム:バーチャル会議を対面会議以上の体験に

ズームはビデオ会議を「対面会議より優れた」コミュニケーションの手段にするというミッションを掲げています。

その言葉通り、少なくともビジネスでは時間と費用の節約をはじめ、多数のメリットを提供しています。

加えて画面共有やファイルの共有機能、チャット機能などを搭載し、テレワークを含めた最近のオフィス環境で非常に便利な道具として活用されています。

メタバース体験という意味では、現状ビデオフィルターやバーチャル背景止まりで、没入感の大きいデジタルユニバースを創出する計画を打ち出すには至っていませんが、そうした方向性も容易に想像できます。

同社は従業員10人以上の企業顧客数を46万7,100社としていますが、それより小規模な企業や個人については発表していません。

しかし、世界で数千万人が同社のクラウドビデオサービスを使っているのは確実で、その優位性を生かして近い将来、同サービスの没入感を高めていくことも十分に考えられます。

42億ドルの現金及び現金同等物を保有し、負債ゼロ、昨年末のフリーキャッシュフローマージンが約43%という健全性も魅力的です。

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フェイスブック:SNSの雄がVR

フェイスブックも収益性が極めて高いプラットフォームで、2012年と2014年のインスタグラムとホワッツアップの買収で提訴されるなど規制リスクを抱えているものの、事業自体には何の問題もありません。

昨年も22%の増収を記録し、計230億ドルのフリーキャッシュフローを生み出しています。

さらに子会社のオキュラスを通して仮想現実(VR)事業に乗り出しており、前年比72%増の18億ドルに達した「その他」収入の大部分を同事業が占めている模様です(正確な内訳は非公開)。

最新ヘッドセット「オキュラス・クエスト2」は、価格と利便性の両方でユーザーにとって親しみやすく、最も安価なモデルで299ドルのセットはPCに接続することなく単体でVR体験を楽しめます。

フェイスブックの月間ユーザー数は33億人いるだけに、オキュラスはメタバースを主流に変える力を秘めています。

すでに改良版の製作にも着手しており、アップルがVRヘッドセットまたはスマートグラスの開発を進めていると報じられるなど他社も追従しそうですが、現時点でリードしている同社が有利な立場にあるのは間違いありません。

【米国株動向】どちらに注目するか:フェイスブック vs. ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ

ユニティ・ソフトウェア:ゲームはほんの序章

ユニティはビデオゲームの開発プラットフォームとして誕生し、開発アプリのエンドユーザー数は世界で約22億人に上っています。

ただし、同社はゲームの世界を大きく超える野望を抱いています。

現に設計用コラボレーションツールとして建築家やエンジニアに採用されつつあり、フォルクスワーゲンはユニティを使って車両の設計とマーケティングを3Dで行っています。

拡張現実(AR)およびVR技術の進展とともに、こうした仮想空間は実際に建設を始める前の設計レビュー、工事を始めた後の現場の確認など用途を広げていくでしょう。

さらに、ARヘッドセットやスマートグラスは従業員研修にも使うことができます。

娯楽関連ではゲーム開発にとどまらず、コンサート、スポーツイベント、ライブ会議などのバーチャル開催に用いられます。

メタバースが存在感を高めるには、それを築くクリエイターを増やす必要がありますが、ユニティーのプラットフォームはそれを可能にする柔軟性を備えています。

ロブロックス同様、昨年の秋に新規株式公開(IPO)したばかりで、株価はボラティリティが非常に大きくなっていますが、すでに黒字化できており、約18億ドルの現金及び現金同等物を保有する一方で負債はありません。

まだそれほど有名ではないものの、デジタル世界と現実世界が融合し始める中で重要性をますます高めていく可能性があります。

【米国株動向】ユニティ株はショップファイの後に続くか

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