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【米国株動向】馴染みがなくとも手堅いリターンが見込める2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020317日投稿記事より

どんな市場環境でも良好なパフォーマンスをあげる確実な銘柄は、ポートフォリオの基礎となるものです。

また、ロビンフッドで取り上げられて投資家が注目するようになったリスクの高い高株価銘柄もあります。

しかし、市場にはあまり知られていなくとも優良な銘柄は数多くあります。

モーリス(NYSE:MC)とトレードウェブ・マーケッツ(NASDAQ:TW)はそういった銘柄に該当します。

モーリス:2021年初来20%上昇(執筆時点)

モーリスは2007年にケン・モーリス氏が創業したウォールストリートの投資銀行で、2020年には株価が62%上昇し、2021年初来では執筆時点までに20%の上昇を果たしています。

同社の2020年の収入は前年から26%増の9億4,300万ドルに達し、過去最高値となりました。

その増収の大半は第4四半期からのもので、同四半期には収入が前年同期比89%増の4億2,200万ドル、純利益が同490%増の1億5,500万ドルに達し、投資顧問業務での取り扱いM&A件数は過去最高となりました。

また、通期の純利益は2億1,800万ドルで、全般的に軟調な市場のなかでもM&A件数は過去最高に近く、事業再生や資本市場業務では過去最高の案件数を記録しました。

モーリスは競争の激しい業界で比較的小規模なプレイヤーですが、人材、顧客企業との関係、強みとなる事業の遂行能力といった面で優れています。

2020年以降、21人のマネージングディレクターを採用し、投資顧問業務を地域やセクターをまたいで強化拡大しています。

同社は極めて収益性が高く、2020年通期の営業利益率は28%、ROE(自己資本利益率)は52%です。財務状況も良好で、負債はなく、3億7,500万ドル相当の現金と現金同等物を有しています。

PER(株価収益率)は約18倍で、適正なバリュエーションです。

過去最高の業績を計上した第4四半期の影響が剥落するなか、ケン・モーリスCEO兼創業者は同四半期決算説明で、2021年の案件残高は過去最高の水準で、新たな採用やM&Aの活発化が期待されることから楽観視していると述べています。

トレードウェブ・マーケッツ:2021年初来20%上昇(執筆時点)

トレードウェブ・マーケッツは銀行、運用会社、年金ファンド、その他の機関投資家向けに電子取引プラットフォームを提供していますが、投資家からはあまり関心をもたれていません。

しかし、2020年には手堅い業績を上げ、株価が35%上昇したことから、同銘柄は注目に値するでしょう。

トレードウェブは同業のマーケットアクセス・ホールディングスとともに、債券の電子取引所運営における世界最大手の1つで、競合は非常に限定的です。

同社プラットフォームでは債券投資分野を中心に40種類にのぼる金融商品を扱い、第4四半期における日次の平均取引額は8,980億ドルでした。

また同社はETF(上場投資信託)を中心に株取引の事業も伸ばしています。

2020年の収入は前年から15%増加し(21年間連続の増収)、純利益は同16%増加しました。

この業績の伸びは、市場のボラティリティに加え、パンデミックで促進された電子取引の全般的な増加によるものです。

この増加基調は鈍化の兆しを見せておらず、2月の日次平均取引額は1兆1千億ドルと、前年同月から19.9%増加しました。

同社のリー・オレスキーCEOの言葉を引用すれば、「一連の取引量の推移を見ると電子取引への移行は継続的に続いているとみられ、同社のプラットフォームを通じて顧客はこれまでにない電子ツールや取引手段を利用している」とのことです。

株価は年初来、約20%上昇していますが(執筆時点)、パンデミック後にはグローバルな債券発行が急増し、電子取引プラットフォームがますます普及することが予想される中、同社は今後も成功を収めることができるでしょう。

モーリスと同様、トレードウェブは非常に収益性が高く、営業利益率は29%、純利益率は18%です。

予想PERは50倍とかなり高い水準ですが(執筆時点)、同社の収益力、増収実績、市場をリードする立場からすると、さらなる成長が期待できます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Dave Kovaleskiは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、マーケットアクセス・ホールディングス株、マスターカード株を保有し、推奨しています。

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