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ビットコインに見る「壊れたはしご症候群」

モトリーフール・イギリス支局、2018年12月1日投稿記事より

記事執筆時点(2018年12月1日時点)、ビットコインの価格はちょうど4,000ドルを超えたところにあります。

約1年前、ビットコインの価格は2万ドルになりそうでした。

いつのまにか高値をつけましたが、チャートを見ると、投機から発生したバブルにより上昇したことは明らかです。

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価格が上昇し、下降した今、ビットコインを買っている投機家は、米国投資家のマーク・ミネルヴィニが「壊れたはしご症候群」と呼んでいる症状に苦しんでいる可能性があります。

「壊れたはしご症候群」とは?

市場に魅力的な金融商品が登場し、一気に価格が上昇します。

そして、価格が下がった後、投機家が突然興味を持ち始めます。

価格が安いので、いずれ上がると思って購入します。

しかし、おそらく前のように上がることはないでしょう。

彼らはもう機能しない「壊れたはしご」を購入しているようなものなのです。

ステージ分析

ミネルヴィニは、成長株やビットコインなど、チャート分析するための素晴らしい方法を持っています。

彼は価格のサイクルを4つのステージに分け、株価チャートでそれが何度も繰り返されていると考えています。

ステージ1は無視のフェーズです。たとえば、ビットコインが急上昇する前に無視され続けたというようなものです。

ステージ2は進歩または蓄積のフェーズです。ビットコインが急上昇し、2万ドル近くに達した段階です。

ステージ3はトッピングフェーズです。ここで、相場は天井を打ちます。

その次がステージ4になります。ステージ4は価格の下落フェーズで、売却していない場合に投機から得た利益を失った段階です。

ビットコインが再びこれらのステージを通る可能性はありますが、もうピークは過ぎたという見方も強いです。

2017年3月には価格が1,000ドルを切り、たったの3桁になるということもありました。

ミネルヴィニの分析によれば、この低価格のサイクルが再び繰り返される可能性もあります。

カゴいっぱいの腐ったリンゴ

興味深いのは、ほとんどの仮想通貨のチャートがビットコインのチャートと似ていることです。

そのため、同じステージ分析を適用できると考えています。

イーサリアム、リップル、ライトコイン、ステラなど仮想通貨は、すべてビットコインと同じように投機からのバブルに苦しんだようです。

そして、仮想通貨について完全に忘れ、実物資産を保有する企業にできる限り投資するでしょう。


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