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【米国株動向】暗号資産関連株に投資する前に知っておくべきこと

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021311日投稿記事より

暗号通貨が多くの投資家から注目されています。年初来の上昇率はビットコイン(CRYPTO:BTC)が77%を超え、ドージコインは950%を超えています。

しかし、暗号通貨がすべての人にとって適切な投資先かというと、そうではありません。

暗号通貨は大きなリターンをもたらす可能性はあるものの、大きなリスクを内包しているからです。

そこで代替的な選択肢として注目されるのが暗号資産関連株ですが、投資する前に知っておくべきことは以下の通りです。

暗号資産関連株とは?

まず、暗号資産関連株と暗号通貨の違いを理解することが重要です。

ビットコインやドージコインなどの暗号通貨は直接投資することも可能ですが、その代わりに暗号通貨に多額の投資を行っている銘柄や、暗号通貨を支える技術を構築している銘柄に投資することもできます。

こうした銘柄には例えば以下のようなものがあります。

  • テスラ(NASDAQ:TSLA):最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏はテスラが15億ドル相当のビットコインを購入すると発表しました。同氏はテスラが将来的に車両購入代金の支払い手段としてビットコインを受け入れる計画も表明しています。
  • スクエア(NYSE:SQ):同社は2020年に5,000万ドル相当のビットコインを購入したのに続き、2021年に1億7000万ドル相当のビットコインを購入すると発表しました。同社は2014年以降、支払い手段としてビットコインを受け入れており、CEOのジャック・ドーシー氏は暗号通貨の長年にわたる支持者です。
  • セールスフォース(NYSE:CRM):同社は暗号通貨に投資しているわけではありませんが、暗号通貨を支えるブロックチェーン・ソリューションを開発し提供しています。ビットコインなどの暗号通貨が成功を収めるためには、暗号通貨を受け入れるブロックチェーン・インフラが広がる必要があります。ビットコインが広く受け入れられれば、同社はその恩恵を受ける可能性があります。

自分にとって暗号資産関連株は正しい選択か?

暗号資産関連株に投資するメリットの1つは、非常に不安定で多くのリスクを伴う暗号通貨に直接投資するよりもリスクが低いことです。

ビットコインはここ数ヵ月で急騰しているものの、かつてその価値の80%近くを失ったこともあります。

暗号通貨が将来どうなるかは誰にもわかりません。

ビットコインが世界で最も人気の高い暗号通貨となる可能性はありますが、暴落する可能性もあります。

そうした不確実性から暗号通貨は極めてリスクの高い投資対象になっています。

すべての投資家がそうしたリスクを許容できるわけではありません。

一般的には、暗号資産関連株は暗号通貨ほど不安定ではありません。

これらの企業にとって、暗号通貨はビジネス全体の一部に過ぎないからです。

たとえば、セールスフォースに投資する理由は暗号通貨ビジネス以外にもたくさんあります。

暗号通貨がコア事業ではなくても、同社は強い企業として存続するでしょう。

暗号資産関連株を選ぶ際の着眼点

暗号資産関連株への投資を検討しているのであれば、事業のファンダメンタルズに注目しましょう。

暗号通貨への投資額の大きさを判断材料にしてはいけません。

具体的には、増収率と収益性、業界における競争優位性、経営陣などに注目しましょう。

これらの要因がすべて良好なら、その企業は堅実な投資先となる可能性が相対的に高いと言えます。

最後に、暗号資産関連株への投資を選択した場合は、ポートフォリオが十分に分散されるようにしてください。

いかに堅実な銘柄でもボラティリティと無縁ではありません。

各業界から少なくとも10~15社の異なる企業へ投資するようにしましょう。

そうすれば、暗号資産関連株が下落してもリスクを制限できます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Katie Brockmanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ビットコイン、セールスフォース株、スクエア株、テスラ株を保有し、推奨しています。
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