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【米国個別株動向】コストコの2019年1月の売上は堅調。成長トレンドは今後も継続するのか?

モトリーフール米国本社、2019年2月12日投稿記事より

先週、コストコ・ホールセール(ティッカー:COST、以下「コストコ」)の株価は、同社の1月の売上高が投資家の高い期待に応えられなかったため、下落しました。

しかし、大半の実店舗の小売業者は、コストコの1月の数字に興奮するでしょう。

コストコは、毎月好調な販売実績を上げており、この動向は当面続く可能性があります。

規模の経済性と極めて低いコスト構造により、全般的な商品カテゴリーにわたってライバルの価格よりも低い価格で販売できます。

【米国個別株動向】2018年後半の業績から読み解く、コストコの成長性

2019年1月は再び素晴らしい月に

2月3日に終了した4週間の1月の小売り月の間に、コストコの売上高は8%急増となり、107億1,000万ドルとなりました。

米ドル高と燃料価格の下落による大幅な逆風にもかかわらず、既存店売上高は5.2%増でした。

これらの要因と収益認識の変更を除くと、1月のコストコの既存店売上高は、7.4%増でした。

この内訳は、米国の7.3%増、カナダの4.6%増、およびその他の国際市場の11.2%の急増です。

米国とカナダ以外での力強い成長は、2018年に比べて2019年の旧正月(春節)が早まったことが原因で、台湾や韓国などで売り上げが伸びました。

売上を読み解く

1月の7.4%の調整後既存店売上高の増加は、2019年度の最初の4ヶ月間(2018年9-12月)に発表した7.3%の増加とほぼ一致しています。

コストコが2018年度通期(2018年8月期)で発表した既存店売上高の6.8%増より良好です。

さらに、入店者数の増加は、コストコの売上高成長の主な原動力であり続けており、これは最近の好調な傾向が持続可能であるかについての十分な根拠となります。

もう1つの有望な兆候として、コストコは先月、すべての主要な商品カテゴリーにわたって堅調な売上成長を記録しました。

生鮮食品、家電・日用雑貨等、衣料品・服飾雑貨等は1桁台後半の売上増、食品や雑貨は1桁台半ばの増加となりました。

電化製品も売上を牽引

コストコの一貫した堅調な売上成長は、大部分が、競合他社の価格設定力を上回る能力に起因します。

年間売上高が約1,500億ドルもあり競合も少ないため、コストコは供給業者に対して大きな交渉力を発揮します。

これにより、コストを削減し、他社の追随を許さない価格で顧客を引き付けることができます。

過去数年間で、コストコはこの方式を使用して電化製品事業の主要なプレーヤーになりました。

過去1年では、家具に集中しています。

コストコの株価は確かに安くはありません。

株式は、2019年の予想1株当たり利益の約27倍で取引されています。(記事執筆時点)

しかし、コストコが今後何年にもわたって堅調に売上と利益を伸ばすために必要なものを持っていると考えると、これは非常に合理的なプレミアムであると言えるでしょう。


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