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【米国株動向】セールスフォースの2021年予想売上高は21%の増加

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021225日投稿記事より

着実なペースで買収を実施し、自身の内部成長も続けることにより、セールスフォース・ドットコム(NYSE:CRM)は20%を超える売上高成長記録をさらに1年伸ばすことに成功しました。

顧客関係管理(CRM)と一般的なデジタルトランスフォーメーション・プラットフォームを提供する同社の2021年度第4四半期(〜2021年1月31日)売上高は、前年同期比20%増の58億2,000万ドルとなり、従来の予想成長率17%を上回りました。

通年の売上高は前年比24%増の213億ドル、フリーキャッシュフロー(買収のための支出を含む)は28億1,000万ドルでした。

新たなデジタル時代の到来に備えるため、パンデミック中に多額の支出を行ったことを考えれば、悪くはありません。

見通しがすべて

しかし、成長中のハイテク企業はすべてそうですが、最も重要なのは将来の見通しです。

そしてセールスフォースの2022年度業績予想は、予想売上高257億ドル(2021年度比21%の増加)と満足できる内容でした。

同社は予想を控えめにし、これを上回る実績を上げるのが常であり(加えて、昨年春のパンデミックによる初期の悪影響を乗り越え始めていることから)、直近の予想を超える業績を上げる可能性が高いと思われます。

この業績予想には、買収が完了したあとのスラック(NYSE:WORK)の予想売上高6億ドルも含まれています。

買収完了は第2四半期末頃になる見通しです。

ちなみに、スラックの2020年1-9月期の売上高は前年同期比で45%増加しています。

セールスフォースの予想は、同社のクラウドコンピューティングの傘下で、遠隔勤務ソフトウェアを提供するスラックの成長が加速する想定となっています。

ただし、スラックの予想売上高6億ドルは、セールスフォース全体の売上高予想額の2.5%未満にすぎません。

スラックの買収価格は高額(買収発表時の価格は277億ドル)ですが、セールスフォースには、こうした合併を最大限に活用して同社のソフトウェア・エコシステムを拡大し、世界最大のハイテク企業のひとつとなるための道を進んできた実績があります。

セールスフォースの買収志向の戦略はすべての投資家に受け入れられるものではないかもしれませんが、最低でも20%を超える同社の長期的な成長は今年も続く見通しです。

【米国株決算】セールスフォース・ドットコム社の最新決算情報と今後の株価の推移

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Nicholas Rossolilloは、セールスフォース・ドットコム株を保有しています。Nicholas Rossolilloの顧客は、記事で言及されている株式を保有しているかもしれません。モトリーフール米国本社は、セールスフォース・ドットコム株、スラック・テクノロジーズ株を保有し、推奨しています。

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