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【米国株動向】コカ・コーラより優れた配当株となる可能性がある米国3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021218日投稿記事より

ビジネスの強さがコカ・コーラ(NYSE:KO)に近づいていると主張できる企業はほとんどありません。

同社の飲料ブランドのうち年間販売本数が20億本を超えるものは500を超え、過去58年にわたり着実に増配を行っててきました。

しかし、2020年の業績低迷が示したように、コカ・コーラが困難な状況から影響を受けないわけではありません。

コカ・コーラの3%を上回る年間配当利回を提供する配当株を見つけるのは容易ではありませんが、同社を上回るペースで増配を続ける魅力的な配当株は存在します。

注目すべきは、配当利回りを過度に犠牲にすることなくコカ・コーラよりも高い増収・増配ペースを維持しているインカム投資先です。

以下、そうしたインカム投資先としてプロクター・アンド・ギャンブル(NYSE:PG)、ターゲット(NYSE:TGT)、マコーミック(NYSE:MKC)を選択すべきである理由を説明します。

プロクター・アンド・ギャンブル:市場シェアの拡大がさらなる増配を牽引

生活必需品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が1月下旬に発表した2020年第4四半期の内部増収率は前年同期比8%となりました。

同社の内部増収率はキンバリー・クラークなどの同業他社を長期にわたり上回り続けています。

P&G が次に増配を発表するのは今年4月以降となりますが、ここ数四半期の好調な決算とキャッシュフローを踏まえると、増配幅は大きいと予想されます。

このところの増益率は2桁台で推移しており、コカ・コーラが減収となっているのとは対照的です。

つまり、P&Gの現在の配当利回りはコーラよりほぼ1%ポイント低いとはいえ、時間の経過とともに上昇する可能性があります。

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ターゲット:利益が急増、リターンは今後数年にわたり上昇する可能性がある

ターゲットの配当利回りは今のところコカ・コーラをはるかに下回っていますが、それだけを理由にこの魅力的な銘柄を敬遠してはいけません。

買い物客が生活必需品から家具に至るまであらゆるものを購入する店舗として同社の実店舗やオンライン販売チャネルを選んだ結果、同社の2020年の売上高は過去最高を記録しました。

パンデミック下で実店舗への来客者数を抑制したにもかかわらずホリデーシーズンの売上高が前年から17%増加したことも注目に値します。

利益率も急上昇しており、それによって今後数年にわたりリターンが押し上げられる可能性があります。

電子商取引部門の業務効率が改善する一方、当日配達などがもたらす利便性により一客単価は増加しています。

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マコーミック:製品ポートフォリオの多様化が業績を押し上げている

マコーミックの事業の一部は2020年に大きな打撃を受けたものの、前年比増収率は5%となり、11%の減収となったコカ・コーラと明暗を分けました。

また、コカ・コーラがトップブランドを維持するために下位のブランドを整理統合しているのに対し、マコーミックには焦点を見失うことなく製品ポートフォリオを拡大する余地があります。

ここ数年で利益率の高いソースと調味料を製品ラインナップに加えており、こうした新製品が中核製品のスパイスおよび香料製品をうまく補完して、キャッシュフローが2020年に10%増加する一因となりました。

経営陣は今年1月下旬、利益の株主還元策として10%の増配を発表しました。

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コカ・コーラの業績が回復するまでには時間がかかる

コカ・コーラの的を絞ったビジネスを踏まえると、同社の業績は消費者の活動が正常化すれば急速に回復すると考えられます。

とはいえ、同社の全世界における売上高と利益が過去最高を更新するのはまだ先のことになります。

インカム投資家は引き続き、マコーミック、ターゲット、P&Gのような配当銘柄を所有することで得られる独自の優位性を選好するかもしれません。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Demitri Kalogeropoulos は、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、マコーミック株を保有し、推奨しています。

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