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【米国株動向】景気後退局面で注目すべきハイテク株2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021218日投稿記事より

現在は景気後退局面の真っただ中にあると言う人がいるかもしれません。

昨年は新型コロナウイルスのパンデミックがビジネスの世界を大きく変え、多くの企業と業界が事業を成長させることができず、場合によっては存続させることさえできませんでした。

一方、株式市場は活況を呈しています。

過去52週間でS&P 500指数は16%上昇し、ナスダック100指数は42%上昇しています。

近い将来に大幅な調整局面を迎えても筆者は驚かないでしょう(執筆時点)。

そうした状況の中で筆者が検討する価値があると考えるのがファイバー・インターナショナル(NYSE:FVRR)とゼブラ・テクノロジーズ(NASDAQ:ZBRA)という2つのハイテク銘柄です。

両社はいずれも市場環境が厳しい局面で恩恵を受ける企業であり、今後株式相場が暴落するようなことがあれば投資妙味はさらに高まると思われます。

ゼブラ・テクノロジーズ

ゼブラ・テクノロジーズはデータ収集管理ソリューションのプロバイダーです。

同社の最高経営責任者(CEO)であるアンダース・グスタフソン氏は2020年第4四半期決算の説明会で、「当社の法人顧客は、例えばオムニチャネルなどのより新しい自動化とデジタル化のトレンドに対峙する自らの立場をより有利なものにするため、当社のデータ収集ツールを使用したシステムへの投資を優先しました」と述べています。

この発言は、大手小売業者から医療提供者や製造業者に至るまで、多くの企業で同社のデータ管理ツールが重要な役割を果たしていることを意味します。

同社のバーコードと無線周波数識別(RFID)タグは、あらゆるセクターの顧客が資産をより効率的に追跡するのに役立ちます。

追跡対象の情報の信頼性、高度な可用性、見つけやすさを確実なものとするため、分散型台帳やブロックチェーン技術などの最先端のソリューションを応用していることも同社の特徴です。

2020年、同社の株価は50%上昇し、下半期の業績はウォール街の予想を大幅に上回りました。

景気が良いときも悪いときも同社の業績は好調を維持してきたため、株式のバリュエーションにはプレミアムが付けられています。

投資家は、株式購入の検討をすぐに始め、市場の混乱によって次に株価が下落したときにもう一度検討するのが良いでしょう。

ファイバー・インターナショナル

フリーランサー向けのオンラインマーケットプレイスを運営するファイバー・インターナショナルの株価は2020年に730%上昇しました。

新型コロナウイルスによる自宅待機期間中に多くの人が時間をもてあますと同時に収入を減らす中、いわゆるギグエコノミーが定着しようとしています。

ギグエコノミー関連銘柄の1つであるファイバーの成長機会は信じられないほど広大で、2020年第3および第4四半期の前年同期比増収率はそれぞれ88%、89%となりました。

今後予想される力強い成長と未開拓市場の広大さを踏まえると、現在の株価が極端に高くない限り同社には大きな投資妙味があります。

著名投資家のウォーレン・バフェット氏の言葉に、「適正な会社の株を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい会社を適正な価格で買う方がはるかに良い」というものがありますが、この言葉はバリュエーションがプレミアムになっている爆発的なグロース株であるファイバーにも当てはまります。

ゼブラと同様、ファイバーの成長は経済が困難な状況で加速するはずであり、投資家は次の株式相場の暴落によって株価が下落したときに買い増すための準備をしておくべきです。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Anders Bylundは、ファイバー・インターナショナル株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ファイバー・インターナショナル株、ゼブラ・テクノロジーズ株を保有し、推奨しています。
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