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【米国株動向】2021年に購入を検討すべき2つの自律運転銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021211日投稿記事より

自律運転は世界を大きく変えます。運転者がいなくなり、衝突や交通事故が大幅に削減されます。

UBSのアナリストによると、自律型ライドシェア市場の規模は2030年までに少なくとも2兆ドルに達します。

さらに、インテル(NASDAQ:INTC)はこの市場が2050年までに7兆ドルに達する可能性があると考えています。

自律型車両の開発に投資しているエヌビディア(NASDAQ:NVDA)とアルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)の子会社ウェイモは、この市場における勝者となるでしょう。

エヌビディア:主要なプラットフォーム

ナビガント・リサーチのレポートによると、エヌビディアとインテルのモービルアイは、自律運転プラットフォームの2強とされています。

中でも、エヌビディアはこの分野のリーダーと見做されています。エヌビディアは、自律運転のためのAIシステムを構築しています。

エヌビディアのDRIVEプラットフォームは、レベル2(部分的な自律運転)からレベル5(完全な自律運転)をサポートすることが出来ます。

そして、エヌビディアのDRIVEプラットフォームを使用することで、開発者は必要なAIアプリケーションを実行することが出来ます。

また、そのプラットフォームは、ライダー、レーダー、カメラからのデータを迅速に処理し、自動車が自律的に移動することを可能にします。

AIに関して、エヌビディアのGPUの性能はインテルを大幅に上回っています。

その性能の高さは、多くのパートナーを引き付けるのに役立っています。

これらには、自動車メーカーのトヨタ、アウディ、ボルボ、ダイムラーや、モビリティサービスプロバイダーのエアバス、オーロラ・モービル、ズークス(アマゾンが所有)や、カリフォルニア大学バークレー校、カーネギーメロン大学、MITなどが含まれています。

エヌビディアが提供しているのは、車載プラットフォームだけではありません。

検証に必要となるデータセンターやシミュレーションプラットフォームも提供しています。

そして、エヌビディアのDGXスーパーコンピューターは世界中のデータセンターで使用されています。つまり、エヌビディアのハードウェアはライバルの頭一つ抜けているのです。

これにより、エヌビディアはライバルに先んじることができるでしょう。

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ウェイモ:主要なロボタクシーサービス

ナビガント・リサーチのレポートでは、レベル4の自律運転車を開発している企業のランク付けを行っています。このカテゴリーでは、アルファベットのウェイモがトップとなっています。

ゼネラルモーターズ(NYSE:GM)のクルーズとフォード(NYSE:F)も優れた企業ですが、ウェイモにはこれらのライバルに比べていくつか利点があります。

2020年4月時点でウェイモは150億マイルの模擬運転と、2,000万マイルの現実世界における自律走行を完了しています。

GMのクルーズは2020年12月時点で、実走行で200万マイルしか走行していないことと発表しました。

つまり、ウェイモはライバルに比べて膨大なデータがあり、AIの習熟度に関して大きくリードしています。

さらに、2018年に「ウェイモ・ワン」を立ち上げ、自律型ライドシェアリングサービスを提供する最初の企業になりました。

今日、このサービスはフェニックスで利用されています。

GMのクルーズは2019年にサンフランシスコで同様のサービスを開始する計画を立てていましたが、未だ実現には至っていません。

同様に、フォードは2021年に自律運転サービスを開始する予定でしたが、2022年に延期しています。

ウェイモはライバルの数歩先を進んでいます。

先駆者利益は非常に大きなものです。また、アルファベットは過去12か月で、フォードとGMを合わせたものよりも多くのフリーキャッシュフローを生み出しました。

これは、アルファベットがテクノロジーに積極的に投資できることを意味しています。

その結果、UBSによると、ウェイモは2030年までに2兆ドルのロボタクシー市場の60%を占めることが予想されています。

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まとめ

現時点で、自律運転はアルファベットやエヌビディアにとって大きな収益の源泉ではありません。

エヌビディアは過去12か月で5億5,400万ドルしか自動車関連売上を生み出していません。

同様に、アルファベットのウェイモは、アルファベットの売上高全体の1%未満である6億5,700万ドルしか生み出していません。

しかし、今後数年で自律運転車が実際に道路で走り始めるにつれて、市場は急速に拡大するでしょう。

これにより、エヌビディアとアルファベットのウェイモは大きな利益を上げることが出来るでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Trevor Jennewineは、アマゾン株、エヌビディア株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アマゾン株、エヌビディア株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。

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