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【米国株動向】今はビットコインではなく、このフィンテック関連の3銘柄に注目すべし

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021211日投稿記事より

暗号資産のビットコイン(CRYPTO:BTC)の価格はこのところ急騰しており4万6,000ドルを突破しました(執筆時点)。

米電気自動車(EV)大手のテスラがビットコインに15億ドルを投資していたことを明らかにし、近いうちにビットコインを決済手段として受け入れる意向を表明したためです。

こうした中で、ビットコインの上値を追いたいところかもしれませんが、ビットコイン投資は依然として極めて投機性が高いことを投資家は肝に銘じておくべきです。

変動の激しい仮想通貨を直接購入するという賭けに出るよりも、以下の有望なフィンテック関連株への投資を検討してみることをお勧めします。

スクエア(NYSE:SQ)

個人や企業を対象にオンライン決済サービスを提供するスクエアは、2018年初めにビットコイン取引を自社のモバイル送金アプリ「Cash App」に追加しました。

同社は「Cash App」のユーザーを対象とするビットコインの売買でわずかな利益を得ていますが、追加の取引手数料は徴収していません。

スクエアのビットコイン事業の2020年1-9月期収益は前年同期比731%増の28億2,000万ドルに急増しました。

ビットコインへの関心の急速な高まりは、スクエアにとって1)コロナ禍による決済事業の鈍化の穴埋め、2)「Cash App」の認知度向上、3)「Cash App」を通じたフィンテック・サービスに関連する事業領域エコシステムの拡充という追い風をもたらしています

アナリスト予想によれば、2021年にはコロナ禍の終息と高利益率の取引収入の回復に伴い売上高は39%増、利益は51%増となる見通しです。

スクエアの2022年予想株価売上高倍率(PSR)は現時点で約8倍と、多くの高成長ハイテク株に比べて割安です(執筆時点)。

ペイパル(NASDAQ:PYPL)

ペイパルは2020年後半にユーザーがビットコインや他の暗号通貨を購入・保有・売却できるようにすると共に、2,900万店の加盟店が暗号通貨決済を取り扱えるようにしました

ビットコイン取引が売上高全体に占める割合はまだわずかですが、中核事業は堅調に推移しています。

2020年度のアクティブアカウント数は24%増の3億7,700万人に、取引件数は25%増の154億件に、総決済額(TPV)は31%増の9,360億ドルに達しました

スクエアの「Cash App」と競合関係にある同社の送金アプリ「Venmo」の決済額は、前年比56%増の1,590億ドルとなりました

ペイパルの2020年度売上高は23%増、調整後利益は29%増となり、2021年度はそれぞれ19%増と17%増を見込んでいます。

2021年予想PERは50倍弱、予想株価売上高倍率(PSR)は13倍弱と、市場リーダーのバリュエーションとしては妥当な水準にあります(執筆時点)

アディエン(OCT:ADYE.Y)

アディエンはオランダの決済サービス企業です。

イーベイは2018年に決済サービスを旧子会社のペイパルからアディエンに切り替えました。

イーベイは今年後半に加盟店とユーザーの大半をアディエンに移行する計画です。

アディエンは2018年に欧州で株式公開を果たしました。

事業はコロナ禍の期間を通じて底堅く推移しており、2020年売上高は28%増、決済額は27%増、純利益は11%増となりました。

アナリスト予想では、2021年売上高は40%増、利益は57%増となる見通しです。

2021年予想PERは約160倍、予想PSRは約60倍と割高ですが、モバイル決済市場の拡大に伴い同社はバリュエーションに見合った成長を遂げる可能性があります(執筆時点)。

同社はビットコインでの決済をまだ手掛けていませんが、スクエアやペイパルの動きを踏まえると、ビットコイン導入は時間の問題かもしれません。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Leo Sunは、スクエア株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アディエン株、スクエア株、ペイパル・ホールディングス株、テスラ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、イーベイ株を推奨しています。モトリーフール社は、イーベイ株に関するオプションを保有しています(2022年1月の75ドルのロング・コール)。
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