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【米国株動向】今注目するべきAI関連のトップ3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202127日投稿記事より

人工知能(AI)は、全ての産業を変革させるパワーがあり、巨大な恩恵をもたらすことはほぼ確実です。

AIに投資したい投資家には、エヌビディア(NASDAQ:NVDA)、ピンタレスト(NYSE:PINS)、アドビ(NASDAQ:ADBE)の3銘柄の長期投資が有望でしょう。

エヌビディア: 外からは見えない中核ハードウェア

AIの1つの類型である機械学習は、コンピューターに膨大なデータを学習させることでアルゴリズム(問題解決手順)を生み出し、その成果として意思決定可能なモデルを構築させます。

換言すれば、コンピューターに指示通り考えることを教えるため、時間もコストもかかる作業です。

幸運にも、エヌビディアの最高クラスの画像処理装置(GPU)は、大量のデータを素早く処理する並列処理に優れ、AIの学習モデル構築に適しています。

実際に同社の「A100」GPUは、商業化された製品ではトレーニングと推論で世界最速と認められています。

同社はまた、エヌビディアGPUクラウドを通じてAIソフトウェアを提供します。

これらのツールは研究・開発者のAIアプリケーション作成や実装支援を目的に設計され、例えばインテリジェント交通(ICTを利用して交通の輸送効率や快適性の向上を高めるシステム)を備えるスマートシティ、検査が自動化されたスマート工場、自動運転サポートやAIロボットの製作支援が対象として挙げられます。

エヌビディアのAIソリューションは、世界の主要クラウドプロバイダーのデータセンターにおいて主流となり、近年の売上拡大を牽引してきました。

AIの導入は初期段階ですが、日常生活での重要性は増しており、同社は格好の長期投資対象になるでしょう。

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ピンタレスト:発想のためのソーシャルプラットフォーム

ピンタレストのユーザーは画像を投稿・整理し(ピン)、分類されたコンテンツを集めてタイトルを付けます(ボード)。

これらのボードは各ユーザーの嗜好に関するデータを提供すると共に、機械学習につなぎます。

例えばユーザーがビーチファッションというボードに青い夏ドレスの画像を投稿すると、その画像は夏スタイルを検索する他のユーザーが好むだろうとプラットフォームに伝えます。

販売業者も類似アパレルの画像広告を提供でき、ユーザーはアイデアを行動に移すかもしれません。

ピンタレストはこれを大々的に展開し、2019年12月時点では50億ボード上に2,400億ピンがありました。

同社がAIによるユーザーの嗜好の可視化にエヌビディア製GPUを使っていることも驚きではありません。

同社は桁違いに大量のデータから複数のパターンを発見することが可能になり、逆にユーザー個別にアイデアを提供する要因になりました。

ピンタレストはさらに多くのデータ収集によって、ユーザーの探すものが見付かるプラットフォームとして磨きをかけるでしょう。

これはネットワーク効果と呼ばれ、同社の競争上の優位性の1つです。

今後もAIプラットフォームは、同社成長の原動力となるはずです。

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アドビ:創造のためのデジタルキャンバス

「アドビセンセイ」はAIのツールセットで、心臓部はエヌビディアのRTX GPUです。

同社は成長戦略の一環として、さまざまなソフトウェア製品にAIを統合することに注力しており、最近ではいくつかの革新的な新機能を導入しています。

画像・動画編集やビジュアル効果など映像制作プロフェッショナル向けパッケージソフト「アドビクリエイティブクラウド」、AIに基づく視覚フィルターで画像を瞬時に劇的に変化させる「フォトショップ」などがその例です。

また「センセイ」はその他の製品で高速動画編集や複雑なビジュアル効果の単純化を可能にし、映像プロの作業時間を短縮して成果を向上させます。

「アドビエクスペリエンスクラウド」は、マーケティング分析やキャンペーン管理、広告を表示する場所を指定するコンテンツターゲティングといった機能を有します。

2020年にアドビは、販売業者に作業効率化を支援するための一連の「センセイ」ソフトウェアを発売しました。

このツールは消費者行動を予測し、販売業者は最適な顧客に的確なコンテンツを提供でき、さらにキャンペーン効果の測定と投資効果最大化のための調整が可能です。

これは、アドビが顧客のために革新と価値を創造する能力のわずかな事例に過ぎません。

多くの利点があるため、90%超の映像制作のプロが「フォトショップ」を利用し、同社のソフトウェアを使う販売業者が増加していることは、驚きではありません。

AIによる成長戦略を維持できれば、同社の未来は明るいはずです。

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短期的にはボラティリティが高い傾向がありますが、グロース株投資は長期の資産形成に最も寄与するといっていいでしょう。そういった成長株として注目できる5銘柄紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Trevor Jennewineは、アドビ・システムズ株、アマゾン株、エヌビディア株、ピンタレスト株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アドビ・システムズ株、アリババ・グループ・ホールディング株、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アマゾン株、テンセント・ホールディングス株、エヌビディア株、ピンタレスト株、バイドゥ株、マイクロソフト株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
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