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【米国株動向】退職者が安定したリターンを期待できる米国配当株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202121日投稿記事より

退職者の定期的な収入源は年金給付と社会保障給付です。

しかし、年金給付はここ数十年で減り続けており、十分な額の給付が受けられる人は多くありません。

とはいえ、幸運にも長年にわたりお金を貯めて投資してきた人は、その多くを配当株に振り向けて配当収入を得ることができます。

例えば、平均配当利回りが4%で時価総額が30万ドルのポートフォリオの場合は年間1万2,000ドル、つまり月額約1,000ドルの配当を受け取ることができます。

以下、現時点で購入を検討すべき3つの配当株を紹介します。

ウェイスト・マネジメント

ウェイスト・マネジメント(NYSE:WM)は廃棄物収集およびリサイクルサービスの大手企業で、直近の市場価値は470億ドル弱、配当利回りは2%です(本稿執筆時点)。

配当はこの5年にわたり年率7%のペースで成長しています。

ウェイスト・マネジメントに急成長を期待すべきではないでしょう。

廃棄物が短期間に20%や30%も増える可能性は低いからです。

その半面、廃棄物がすぐに減る可能性も低いことから、廃棄物収集およびリサイクルサービスは堅実で信頼できるビジネスであり、退職者のポートフォリオに組み入れる株式にふさわしい特徴を備えていると言えます。

しかも、同社のビジネスはそれだけではありません。

埋め立て地で発生するガスをエネルギーに変換するなど、廃棄物からエネルギーを回収しています。

昨年はパンデミックによって事業廃棄物収集量が減少しましたが、住宅廃棄物収集量は既に持ち直しています。

また、同社は対応策の一環としてコスト削減に取り組み、今後も無駄のない事業構造を維持する計画です。

パンデミックが収束して経済と社会が回復するにつれて同社の収益性は高まるはずです。

【米国株動向】ウェイスト・マネジメントに注目すべき3つの理由

エクソンモービル

エクソンモービル(NYSE:XOM)にとって2020年は厳しい年となり、直近の株価は52週高値から約29%下落し、それに伴い配当利回りは7.7%に上昇しています。

同社の業績はこのところ低迷しており、過去12ヵ月間の利益は、過去の平均を大きく下回っています。

業績が順調に回復しなければ、減配または無配となる可能性がありますが、同社はそうした事態を回避しようと努めています。

とはいえ、配当が半分になったとしても配当利回りは3.85%で、依然として魅力的です。

パンデミックのせいで多くの人が自宅にとどまり、多くの企業の活動が低調となる中、原油価格は低迷し、石油需要も落ち込んでいます。

しかし、こうした状況は永遠に続くものではなく、同社の事業の見通しはやがて改善します。

また、同社は再生可能エネルギー投資を増やす方向に向かっており、これが収益性の改善につながる可能性があります。

現在の株式は過小評価されているように見える一方で、配当利回りは高水準です。

ただし、同社の株式を購入する場合は、状況が改善していることを確認してからのほうがいいでしょう。

【米国株動向】エクソンモービル、長年続けてきた増配を断念

ファイザー

ファイザー(NYSE:PFE)はこのところ、ドイツのビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンの成功により、ニュースで頻繁に取り上げられています。

このワクチンは、同社に数十億ドルの売上をもたらす可能性がありますが、1つの薬瓶による接種回数が当初想定されていた5回ではなく6回であることが判明したため、売上はさらに増える見込みです。

直近の時価総額が2,000億ドル弱(本稿執筆時点)となっているファイザーは、ワクチン以外にも、心臓病、代謝性疾患、炎症、自己免疫疾患、がん、希少疾患などを治療する多くの医薬品を提供し、開発しています。

同社は現在、20を超える適応症を対象にフェーズ3試験を行っています。

その多くが当局の承認を得る可能性が高く、将来のブロックバスター(画期的な薬効を持つ大型新薬)となる可能性もあります。

また、ファイザーがアップジョン事業部門を分社化したことも注目に値します。

アップジョン部門は特許切れを迎える製品の一部を扱っており、ファイザーは同部門を切り離すことで成長性の高い医薬品に注力することになります。

ファイザーの配当利回りは4.3%で、過去5年間で年平均6%のペースで増配しています。

ただし、これまでに利益の多くを配当として還元してきたため、近い将来は増配ペースが鈍化する可能性があります。

【米国株動向】FDA諮問委員会がファイザーとバイオエヌテックのワクチンの緊急使用を推奨

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定期的に現金を得られる配当株投資は、年金を補うポートフォリオの構築をしたい投資家にとって最適といえるでしょう。配当及びキャピタルゲイン込みで年率4%ほどのやや保守的なリターンを仮定しても、18年間で元本は2倍になります。このレポートでは、そういった配当と堅実な成長性の観点から注目すべき米国株を3つ紹介します。

2021年2月に注目の高配当米国株3選」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Selena Maranjianは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ウェイスト・マネジメント株を推奨しています。
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