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【米国株動向】低リスク志向の投資家向けの3銘柄

モトリーフール米国本社、2021128日投稿記事より

高リスク志向の投資家は昨年、(少なくとも新型コロナウイルスのワクチン開発競争に投資していた場合は)非常に高いリターンを上げました。

慎重な投資家は波に乗れなかったかもしれませんが、心配する必要はありません。

長期的に見れば、満足行くリターンで忍耐強さに報いてくれる企業は多数存在します。

現在の優れた低リスク銘柄とは、どのようなものでしょうか。

それは、堅実な業績を上げてきた実績があり、現在も続くコロナ禍を耐えられる可能性が高い企業です。

さらに、複数年にわたって増配を続けてきた企業にも注目です。

以下に注目の3銘柄を紹介します。

アマゾン・ドット・コム

アマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)は配当を支払っていません。

しかし、同社の過去数年間の利益、売上、株価の伸びを考えれば、筆者は問題ないと思います。

オンライン小売の巨人であるアマゾンは、オンラインショッピングを始める消費者が増える中で、新型コロナの感染拡大前から速いペースで成長していました。

パンデミックによって、この動きは加速しました。大手コンサルティング会社のマッキンゼーは、この加速がコロナ後も続くと予測しています。

ですから、アマゾンの今後の売上と利益が一段と増加すると予想するのは合理的です。

第3四半期の純売上は前年同期比37%増の約960億ドルで、純利益は3倍の63億ドルとなりました。

堅調だったホリデーシーズンを踏まえ、筆者は2月2日に発表される第4四半期決算について楽観的な見方をとっています。

アマゾンは先日、サイバーマンデーによるホリデーシーズンの売上は過去最高だったと述べています。

アマゾンの時価総額は1兆6000億ドルに上るため、株価が短期間で大幅に上昇するとは考えにくいでしょう。

しかし、過去10年以上にわたってそうであったように、アマゾンの株主は長期的には勝者になる可能性が高いと言えます。

クロロックス

日用品メーカーのクロロックス(NYSE:CLX)もコロナ禍における勝者です。

パンデミック初期には消費者が実店舗やオンラインショップに集まり、除菌シートなどの清掃用品を求めていました。

この事業セグメントの需要は続いており、2020年7-9月期の売上は28%増、税引前利益は48%増となりました。

企業全体では、売上は27%増で、1株当たり利益(EPS)は103%増と急増しました。

素晴らしいのは、クロロックスの粗利益率が安定して上昇していることです。

しかも、これは新型コロナの感染拡大前から続いています。

2月4日の決算発表で、四半期の粗利益率が上昇したことが報告されれば、前年同期比の上昇は9四半期連続となります。

コロナ禍が終われば、清掃用品の需要は後退するかもしれません。

しかし、これらは生活必需品であるため、筆者は売上が大幅に落ち込むとは予想していません。

また、袋、ラップ、猫用トイレ、パーソナルケア用品などの他の製品の売上は、直近の四半期において全ての事業部門で増加しており、清掃用品だけが同社の成長をけん引するドライバーではありません。

投資家はクロロックスの配当を期待することもできます。同社は25年以上連続で配当を増配しており、配当貴族に入っています。

年間配当は4.44ドル、配当利回りは2.09%です(執筆時点)。

ジョンソン・エンド・ジョンソン

医薬品・ヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE:JNJ)は、50年以上にわたり増配を続けている配当王です。

年間配当は4.04ドル、配当利回りは2.47%です(執筆時点)。

配当支払い以外にも、投資家は多角的な事業や、堅実な利益と売上の実績に期待することができます。

同社の事業には、消費者向けヘルスケア製品、医薬品、医療機器が含まれます。

とはいえ、当然つまずくこともあります。2018年には、タルクを使用したベビーパウダーをめぐる訴訟と、一部製品の価格下落が業績を損ないました。

2020年には、新型コロナのパンデミックによって手術が延期され、医療機器の売上にとって重しとなりました。

しかし、長期的には利益、売上、株価は概して伸びています。

直近四半期には、新型コロナのパンデミックにもかかわらず、消費者向けヘルスケア製品事業と医薬品事業が伸びました。

これが医療機器の売上の0.7%減を埋め合わせる形となりました。

世界全体の売上は8.3%増の225億ドルでした。

EPSは前年同期比1.1%減の1.86ドルでしたが、それでもアナリスト予想の1.82ドルは上回りました。

アマゾン、クロロックス、ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は、初期の高成長企業のように1年で急上昇することはないでしょう。

しかし、長期的には売上と利益の安定した伸びによって投資家を喜ばせるはずです。

そのため、リスクを最小化したい投資家にとってこれらの銘柄はぴったりです。

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2021年に株価が倍になるようなポテンシャルの高い成長株を4つご紹介します。これらは、短期的なリスクは高いものの長期的に大きなリターンを目指す個人投資家向けの成長株です。こちらからメルアドを登録していただき、レポートをご覧ください。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Adria Ciminoは、アマゾン株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ジョンソン・エンド・ジョンソン株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
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