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【米国株動向】カーニバルの株価が上昇する前に購入を検討すべきか

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021年1月27日投稿記事より

カーニバル(NYSE:CCL)(NYSE:CUK)の株価は、コロナウイルスのパンデミックの影響で2020年に57%下落しました。

パンデミックの間、同社は保有する客船を維持するための費用を賄うために、月に数億ドルを消費し、この波を乗り切るために様々な取引を通して190億ドルを調達しました。

カーニバルのコスタとAIDAブランドの船は、限られた範囲内で業務を再開しましたが、ヨーロッパでコロナウイルスの症例が増加したため、再び業務を一時停止しました。

しかし、明るいニュースもあります。

各国では最近承認されたワクチンを使用して予防接種が始まっています。

またアメリカ疾病予防管理センター(CDC)は2020年秋に、条件付きのフレームワークとして、客船を運航に戻すためのガイドラインを発行しました。

状況が改善し始めた今、カーニバル株の購入を検討すべきでしょうか?

予防接種とCDCの最新の命令

現在、規制当局は、米国、EU、およびその他のいくつかの国でファイザーとモデルナのワクチン投与の緊急許可を出しています。

集団予防接種は、ウイルスの感染拡大を遅らせ、再び安全に自由に行動できるようになることを助けるでしょう。

これはカーニバルにとって朗報です。

2020年春にCDCは出航禁止令を出していたため、今回のCDCの最新の命令も朗報と言えます。

カーニバルの経営陣は、第4四半期決算の電話会議で、まだテストクルーズの日付を設定していないと述べました。

テストクルーズでは、ボランティアの乗客を乗せて、船内の新しい健康と安全対策の有効性を確認する必要があります。

カーニバルはテスト開始前の重要なステップとして、米国に客船を戻しはじめました。

そして、テストのタイミングに関するCDCのガイダンスを待っていると述べました。

カーニバルは最悪のシナリオに耐える準備もできています。

CEOのアーノルドW.ドナルドは、同社の現金は95億ドルで、2021年は「収益がゼロの環境」でも存続できると語っています。

また、同社は19隻の船を処分する計画を立て、すでに15隻を処分しています。

これらの船は2019年の営業利益の3%を占めていました。

これにより、全体の単価が2%削減、燃料の単価が1%削減されます。

カーニバルは、2021年末までに残りのすべての船を再び使用できるようにすることを望んでいると述べています。

もちろん、これはパンデミックの影響を大きく受けます。

予防接種が計画されていたよりも時間がかかり、パンデミックが長引いた場合、カーニバルは目標を達成できない可能性があります。

投資家が考慮すべきこと

カーニバルのリバウンドは時間の問題だと考えられます。

同社によると、2022年上期の累積事前予約は、2019年同時期の予約を上回っています。

これ以外にも前向きな兆候として、2021年度の直近の四半期の予約の約60%は新規予約であり、キャンセルされたクルーズによる再予約ではありませんでした。

それでも、パンデミックがいつ緩和するか、そして、いつ出航準備が整うのかわからないため、カーニバルは依然としてリスクが高い銘柄と言えます。

物事が急速に改善すれば、カーニバル株はリバウンドするかもしれません。

そうでない場合、投資家は辛抱強くなければいけません。

また、カーニバルが引き続きキャッシュレベルを管理し、キャッシュバーンレートを制御できることに期待する必要があります。

これらは、今後の決算で注目すべき重要なポイントになります。

忍耐強く、高いリスクに対応でき、積極的な投資家であれば、カーニバル株が上昇する前に購入するのは良い考えと言えるでしょう。

【米国株動向】カーニバル株はこれから上昇するでしょうか?

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Adria Ciminoは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、カーニバル株を推奨しています。

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