The Motley Fool

1月18日〜22日で動意づいた米国株を解説

出典:Getty Images

1月19日に動意づいた銘柄

19日の米株市場で値動きが目立った銘柄は以下の通りです。

ゼネラルモーターズ(NYSE:GM)…+9.7%

自動運転車を手掛ける子会社のクルーズが19日、マイクロソフトと技術開発で提携すると発表しました。

システムの開発に同社のクラウド技術を活用します。

併せてマイクロソフトは、ホンダなどと共同で 20億ドル以上をクルーズに出資します。

ロク(NASDAQ:ROKU)…+6.3%

JPモルガンが19日付で投資判断を「買い」で調査を開始しました。

目標株価は475ドルと前営業日の終値を16%上回ります。

新型コロナウイルス禍で従来型テレビから動画配信視聴への移行が加速しており、 2021年は広告資金がテレビから動画配信に明確にシフトすると予想しました。

フェイスブック(NASDAQ:FB)+3.9%

BMOキャピタルが19日付で投資判断を「中立」から「買い」に引き上げました。

アッブルが個人情報の広告への利用を制限し、利用者の関心に合わせた「ターゲティング広告」の表示が難しくなります。

しかし、 フェイスブックはうまく対処し、中長期的にはターゲティング広告への依存度を下げると指摘。

ネット通販や決済など新サービスの利用拡大などでデジタル広告は成長が続くと分析しました。

ボーイング(NYSE:BA)…+3.1%

2度の墜落事故を起こした小型主力機「737MAX」の運航禁止を、カナダ当局が20日に解除すると発表しました。

発表を受け、 エア・カナダは2月1日に同機種の運航を再開します。

米国では昨年12月に1年9カ月ぶりに再開されており、 需要が回復に向かうとの見方を誘いました。

テスラ(NASDAQ:TSLA)…+2.2%

中国・上海工場で生産した多目的スポーツ車「モデルY」の出荷を正式に始めたと18日に明らかにしました。

EV市場が拡大する中国で生産が順調に進み、 業績の追い風になるとの見方が強まりました。

ジェフリーズが目標株価を650ドルから 775ドルに引き上げたのも買い材料です。

ペロトン・インタラクティブ(NASDAQ:PTON)…▲4.9%

UBSが18日付で投資判断を中立から売りに引き下げました。

長期的な成長を見込みますが、現在の株価水準は、リスクと投資収益のバランスの悪化リスクが高いと指摘しました。

過去半年で株価は2倍強に膨らみ、コロナ掛での販売拡大は織り込まれたとみられます。

ドラフトキングス(NASDAQ:DKNG)…▲4.5%

ベレンベルク銀行が投資判断を売りで調査を開始したと19日に伝わりました。

目標株価は41ドルと前営業日終値を24%下回ります。

市場は将来の市場シェアの伸びを楽観しすぎていると指摘し、 株価は適正水準に達したとの見方を示しました。

モデルナ(NASDAQ:MRNA)…▲3.6%

ロサンゼルスタイムズが18日、 モデルナのコロナワクチン接種者の中で想定よりも多くの人にアレルギー反応が出たと報じました。

カリフォルニア州当局の感染症学者が使用中断を求めたというモデルナも、19日州当局からアレルギー反応の疑いで複数が治療を受けたとの報告を受け取ったと公表しました。

1月20日に動意づいた銘柄

20日の米株式市場で値動きが目立った銘柄は以下の通りです。

ネットフリックス(NASDAQ:NFLX)…+16.9%

19日発表の2020年10~12月期決算で、世界の有料契約者数が市場予想を上回って増えました。

フリーキャッシュフロー(純現金収支)は「持続的な黒字化に極めて近い」といい、自社株買いに前向きな姿勢も示しました。

決算を受け、アナリストによる投資判断の引き上げが続出した格好です。

フォード・モーター(NYSE:F)…+8.4%

ドイツ銀行が20日付で短期的に最も買いを推奨するリストに加えました。

力強い製品サイクルや米国の良好なトラック価格などを背景に、21年は想定を上回る業績が見込めるといいます。

ペン・ナショナル・ゲーミング(NASDAQ:PENN)…+5.5%

クレディ・スイスが投資判断を「買い」で調査を開始しました。

オンライン賭博市場でリーダー的な立場となる可能性があり、予想を上回るコスト削減効果や高い利益率も期待できるといいます。

アリババ(NYSE:BABA)…+5.5%

創業者の馬雲 (ジャックマー) 氏が20日に2カ月ぶりに公の場に姿を現したと伝わりました。

中国金融当局と金融規制を巡って対立しているとの見方に加え、 アリババが中国当局から独占禁止法違反の疑いで調査を受けるなど同氏には逆風が強まっていました。

長期にわたって姿を見せず、政府による拘留説など様々な臆測が出ていたなかでの投書で安心感を呼びました。

ドラフトキングス…+3.7%

モルガン・スタンレーが投資判断を中立から「買い」に、日標株価を3ドルから60ドルに上方修正しました。

スポーツ賭博を合法化する州が増え、市場拡大の余地があると分析されています。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(NYSE:BK)…▲7.3%

20日に発表した20年10~12月期決算は市場予想を上回りました。

ただ、 利ざやに当たる純金利マージンの低下に加え、経営陣が21年の業績について「低金利がかなりの逆風になる」とコメントし、利益圧迫が続くとの見方を誘いました。

1月21日に動意づいた銘柄

21日の米株式市場で値動きが目立った銘柄は以下の通りです。

ソーラーエッジ・テクノロジーズ(NASDAQ:SEDG)…+6.7%

モルガン・スタンレーが21日、投資判断を買いで調査を始めました。

太陽光発電市場の最大手で長期の成長を見込みます。 目標株価は354ドルと今より約10%高く設定。

バイデン政権による環境対策も先高観を強めました。

フォード・モーター…+6.2%

連日の大幅高で、2日間の上げ幅は15%強に達しました。

バークレイズなど複数のアナリストが今週、経費削減などを支えに、2月4日の決算発表時に示す2021年12月期通期見通しが想定を上回りそうだと指摘しました。

電気自動車(EV)の開発期待も高いです。

ボストン・サイエンティフィック(NYSE:BXP)…+2.3%

21日に心拍モニターを手掛ける非上場企業の買収を発表しました。

心臓病関連機器事業の強化につながると期待されました。

ボストンはすでに買収先の株式を22%保有しています。

ペイパル・ホールディングス(NASDAQ:PYPL)…+1.8%

BTIGが20日付で投資判断を中立から買いに引き上げました。

ビットコインなどネット上の暗号資産 (仮想通貨)の顧客による売買が急増しており、22 年までにビットコイン事業が年間売上高を10億ドル押し上げると指摘しました。

ユナイテッド航空(NASDAQ:UAL)…▲5.7%

20日に発表した2020年10~12月期決算で大幅な減収減益が続きました。

21日の説明会で「旅行やレジャー関連の事業環境の厳しさは当面続く」と指摘しました。

アメリカン航空グループなど同業株にも売りが広がりました。

ユニオンパシフィック(NYSE:UNP)…▲4.7%

21日発表の20年10~12月期決算は小幅な減収となり、市場予想に一致しました。

コロナ禍で業績の回復ペースが鈍いと受け止められた格好です。

21 年の見通しは引き続き不透明と指摘したのも重荷になりました。

1月22日に動意づいた銘柄

22日の米株式市場で値動きが目立った銘柄は以下の通りです。

ゲームストップ(NYSE:GME)…+51.08%

米ネット通販会社チューイーの共同創業者で物言う株主のライアン·コーエン氏が今月、ゲームストップの取締役に就任して以来、 同株価は上昇基調にあります。

この日午前の取引では、ショートスクイズで株価が一時80%近く急騰。取引が一時停止となりました。

インテル(NASDAQ:INTC)…▲9.3%

前日発表の昨年10~12月期決算によると、売上高は1%減収、 純利益は15%減となりました。

2月15日付で就任するゲルシンガー次期最高経営責任者(CEO)の電話会見での発言が、半導体製造の外部委託拡大に積極的でないと受け止められ、思惑的な売りも誘われたもようです。

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