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【米国株動向】600ドルの給付金を大金に変えてくれるかもしれない2銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021114日投稿記事より

新型コロナウイルス対策の一環として支給される1人当たり600ドルの給付金で、新しいハイテク機器を買う人もいれば、貯蓄する人もいることでしょう。

あるいは、当座の生活費に困っていなければ、投資することで600ドルを大きく増やすこともできるかもしれません。

投資するとしたら、売上が力強く伸びている、または売上見通しが確実な企業の株式を買うことです。

現時点でウイルス危機は収束していないため、まずはウイルス禍の中でも業績が好調な企業を買うのが良策であり、ここではそうした2銘柄を紹介します。

1. テラドック・ヘルス

テラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)は遠隔医療のリーダーで、会員数は世界約175カ国、5,150万人以上に上ります。

450を超える医療分野を対象に、専門家からのアドバイスやセカンドオピニオンを受けることもできます。

病院が外来診療を停止したり、診察件数を減らしたりする一方で、患者にとってもオンライン診療で人との接触が減るというメリットもあり、パンデミックの期間中に同社の売上高は急増しました。

2020年第3四半期(2020年9月末)の売上高は前年同期比109%増、利用件数は200%以上増加して280万件となりました。

同社の成長はウイルス危機が収束しても持続する可能性があり、実際に米国では感染拡大の第1波が落ち着いた昨年6~7月に経済活動が再開しましたが、テラドックの利用件数が減少することはありませんでした。

同社の成長はパンデミック以前から既に始まっており、2015年のIPOから2019年にかけて売上高は年率48%で増加しています。

つまり、遠隔医療の需要はパンデミックと関係なく増加傾向にあるということです。

現時点ではまだ赤字ですが、2021年は黒字化も視野に入っています。

昨年、慢性疾患のデジタル管理サービスを提供するリボンゴを買収したことも業績向上に大きく貢献するとみられ、テラドックは両社の合併による売上シナジーは2022年までに1億ドルに達すると予想しています。

【米国株動向】テラドックのIPO時に1,000ドルを投資していた場合、いくらになっているのか

2. モデルナ

モデルナ(NASDAQ:MRNA)は、世界が待ち望むワクチンの開発で一躍脚光を浴びています。

米食品医薬品局(FDA)は昨年12月、同社が開発した新型コロナウイルスワクチンに緊急使用許可(EUA)を与え、モデルナは2021年に数十億ドルの売上高が見込まれます。

ワクチン需要は世界的に極めて高く、複数企業が共存できるだけの十分な市場規模があるため、競争を心配する必要もありません。

新型コロナウイルスワクチンの成功により、同社が採用する「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術の人体への有効性が証明され、これこそがモデルナにとって最大の勝利と言えます。

mRNAを通じ、特定のウイルスからタンパク質を生成するよう体内に指示すると、体内に感染と闘う抗体が生成されるという仕組みです。

モデルナはこの他に、季節性インフルエンザ、HIV、ニパウイルスのためのワクチンを開発中で、年内にも季節性インフルエンザワクチン候補1種およびHIVワクチン候補2種の第1相臨床試験を開始する計画です。

さらに同社は、インフルエンザ/コロナウイルスといった混合ワクチンの可能性についても模索する予定です。

これらの新ワクチンに関しては、事態の緊急性により早期で承認された新型コロナウイルスワクチンと異なり、迅速な実用化は難しいと思われます。

しかし、他にも同社にはサイトメガロウイルス(CMV)ワクチンという第三相臨床試験が今年始まるワクチンもあります。

このウイルスは健康な人が感染しても症状が出ませんが、免疫システムが弱っている人が感染すると命にかかわる恐れがあります。

【米国株動向】モデルナ新型コロナウイルスワクチンの新たな朗報

足元の成長は始まりにすぎない

2020年にテラドックの株価は138%、モデルナは434%、それぞれ上昇しました。

今年も3桁の上昇を期待するには無理がありますが、今年、そして来年以降も両社の株価は力強く上昇すると期待することは合理的です。

テラドックが提供する在宅診療サービスやモデルナが開発する医薬品に対する需要は高まっています。

売上高の増加に伴って株価が上昇すれば、手元の600ドルが大金に化けることもあるかもしれません。

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新型コロナウイルスの感染再拡大で未だ予断を許さない状況ですが、ワクチン開発で大きな進展が示されるなど、厳しい状況の中にも明るい兆しも見えてきています。2021年にかけて成長ストーリーを持っている5銘柄を紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Adria Ciminoは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、テラドック・ヘルス株を保有し、推奨しています。

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