The Motley Fool

【米国株動向】MGMリゾーツはスポーツギャンブルに参入するためにエンテインの買収を検討

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202116日投稿記事より

MGMリゾーツ(NYSE:MGM)は今後、オンラインギャンブルの大きなプレーヤーになると思われます。

同社はスポーツギャンブル部門に多くの人を引き付けるため、NBA、MLB、NHLの人気チームとパートナーシップを結んでいます。

また、同社の発表が正しければ、オンラインギャンブルのエンテイン(LSE:ENT)を110億ドル以上で買収することも検討しています。

この取引は一見、信じられない行動に見えるかもしれません。

エンテインは米国では無名であり、オンラインギャンブルは北米ではまだ比較的小規模なビジネスであるからです。

MGMがエンテインを望んでいる理由

MGMがエンテインを買収すると、MGMがスポーツギャンブルを運営することが出来るようになります。

米国におけるスポーツギャンブルの可能性は非常に大きいものです。

11月だけでも、ニュージャージー州とペンシルベニア州でそれぞれ9億3,160万ドルと4億9,190万ドルのスポーツベッティングが行われており、そのうち80%と91%がオンラインで行われました。

利益はベッティング額の5〜10%と非常に小さいものでしたが、市場が拡大し続けた場合、これら2つの州から10億ドルもの利益を得られる可能性があります。

あらゆる種類のオンラインギャンブルは、米国市場でまだ初期段階にあります。

なぜなら、14州でしか合法となっていないからです。

そして、典型的なカジノゲームやスポーツ以外の賭けを許可している州はごくわずかです。

より多くの州がオンラインギャンブルを合法とするにつれて、オンラインギャンブルビジネスが大きく成長していくと考えられます。

これは物理的なカジノ施設に多額の投資をする必要がないため、MGMにとって非常に魅力的な市場になるでしょう。

エンテインがもたらすもの

エンテインは複数のブランドを運営しており、オンラインギャンブルの世界では大手企業といえます。

エンテインは2020年上半期に21億5,000万ドルの売上高、4億7,250万ドルのEBITDAを生み出しました。経営陣は通年で、9億7,600万ドルから10億ドルのEBITDAを生み出すことを見込んでいます。

エンテインがオンラインギャンブル事業のヨーロッパへの進出を考えているとすると、110億ドルの買収価格はEBITDAの11倍強であり、そこまで悪くはないように思えます。

MGMは大胆な動きをする必要がある

オンラインギャンブルはギャンブル企業の未来を支えるものとなるため、MGMはこのトレンドを逃したくないはずです。

現時点で、エンテインの買収は高価に感じるかもしれませんが、MGMにとって戦略的に非常に重要な買収なのです。

エンテインの買収により、MGMはオンラインギャンブルという武器を手にすることが出来、米国および世界中で成長することを可能にします。

【米国株動向】2021年の注目銘柄:MGM

フリーレポート配信

短期的にはボラティリティが高い傾向がありますが、グロース株投資は長期の資産形成に最も寄与するといっていいでしょう。そういった成長株として注目できる5銘柄紹介します。

長期成長株投資で注目の米国株5銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。記事の筆者Travis Hoiumは、MGMリゾーツ・インターナショナル株を保有していす。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

最新記事