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【米国株動向】ディズニーとホームデポ:どちらがより良い投資先か?

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2021114日投稿記事より

エンターテイメント大手のディズニー(NYSE:DIS)とホームセンター大手のホームデポ(NYSE:HD)にとって2020年は対照的な1年となりました。

ホームデポが生活に不可欠な小売業者とみなされて店舗営業を続けたのに対し、ディズニーは1年近くにわたりテーマパークの閉鎖を余儀なくされました。

当然のことながら、ホームデポの売上高が急増したのに対し、ディズニーの売上高は急減しました。

ところが、ディズニーの株価はホームデポよりも健闘しています。

とはいえ、それは過去のことです。株式の購入を検討している投資家にとって株価よりも重要なのは、会社の将来を予想し、長期的な枠組みの中で検討することです。

以下、ディズニーとホームデポの長所を検討し比較します。

ディズニー:テーマパーク復活とストリーミング動画サービスが今後の材料

ディズニーのテーマパークの営業は引き続きかなりの制約の下で行われており、ディズニーランドは閉鎖されたままです。

当面の間、パーク部門の困難な状況は続くと思われます。

新型コロナウイルス感染者数は増加し続けており、予防接種が始まったとはいえ、人口のかなりの割合が接種されるまでには時間がかかります。

しかし、ディズニーパークはこの数十年にわたり多くの家族から愛されてきました。

パンデミックが最悪の事態から脱すれば、売上高が急増し始めても不思議ではありません。

一方、ディズニーのストリーミング動画サービスは、数千万人もの人が自宅でより多くの時間を過ごすようになったことで好調です。

経営陣は投資家説明会で、加入者の合計が2024年度末までに3億2,500万人(予想の中央値)に達し、その時点で収益が黒字化すると予想していると述べました。

ストリーミング動画サービスの加入者数の成長はケーブルテレビやテレビ放送の売上高の一部を相殺していますが、メディア部門の利益は堅調です。

実際、同部門は2020年度に会社全体の営業利益の111%を創出しました。

ケーブルテレビ契約の解約は今後数百万件に達すると予想されているものの、それは契約者の一部にすぎず、現在のケーブルテレビ契約者のかなりの部分を維持する可能性があります。

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ホームデポ:在宅需要はパンデミック収束後も増収を牽引するものの長期的な成長率は1桁台となる見通し

ホームデポの2020年の1月から9月までの売上高は前年同期比で18%増加しました。

家庭内にひきこもった消費者にとって家はオフィスであり、学校であり、娯楽の場であり、改築や増築にいそしむ人が増えています。

同じ理由で住宅購入者の数も増えています。

持ち家の維持費用は賃貸住宅よりも高い傾向があります。

さらに、パンデミックが収束した後も、少なくとも1週間の数日を自宅で勤務する人が増える可能性があります。

そのため、ホームオフィスを整備するための支出だけでなく、オフィス部分を維持するための支出が増えるかもしれません。

全体として住宅の多用途化は、ホームデポの売上高が持続的に増加することを示唆しています。

とはいえ、ホームデポが2桁台の増収率を維持するのは難しいと思われます。

同社の過去10年間の増収率は年平均5.2%であり、これが今後予想することのできる同社の増収率です。

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より良い投資先はどちらか?

ディズニーの株式はホームデポの株式に対してプレミアムで取引されています。

このプレミアムは、過去の実績から見てディズニーの方が高収益であることによって正当化されるでしょう。

さらに、ディズニーのストリーミング動画サービスへの投資は、ホームデポを上回る成長を可能にすると考えられます。

したがって、ディズニーの方がより良い投資先と言えます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Parkev Tatevosianは、ウォルト・ディズニー株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ホーム・デポ株、ウォルト・ディズニー株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ウォルト・ディズニー株のオプションを推奨しています(2021年1月の60ドルのロング・コール、2021年1月の135ドルのショート・コール)。
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