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【米国株動向】2021年に注目のグロース株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020111日投稿記事より

投資家がグロース株に求めるのは、過去のパフォーマンスの良さ、成長機会の大きさ、独自の競争上の強み、そして、何となく株価を上げそうな予感でしょうか。

そうした理想を兼ね備えているように見え、2021年に大きなリターンを生み出しそうなグロース株3銘柄を、以下で紹介します。

1. ファイバー

クラウドソーシング大手のファイバー(NYSE:FVRR)は、2020年に株価を730%上げましたが、時価総額は執筆時点で80億ドル前後です。

クラウドソーシングサイトの多くは基本的にエージェントとして機能し、フリーランスは自ら仕事を探してユーザーと交渉します。

一方、ファイバーのサイトでは、フリーランスが提供するサービスがスキルの質、経験、価格などを明示した商品として掲載され、交渉などを行う必要がありません。

この仕組みが受け、営業部隊を持っていないにもかかわらず、アクティブな買い手の数はこの3年で70%以上増加し、買い手1人当たりの平均支出額も64%近く伸びています。

売上の伸びは加速しており、2020年の第3四半期(7-9月期)は前年同期比88%の増収となりました。

潜在市場の規模は同社の試算によると年間売上ベースで1,150億ドルですが、これも膨らんでいます。

パンデミックの影響でフリーランスとして副業収入を得ようとする人が増えているほか、同社は米国外でも拡大を続けています。

この状況を踏まえると、今年以降の見通しは非常に明るいと言えるかもしれません。

2021年にさらなる成長株が期待できる米国株

2. エッツィ

ハンドクラフトeコマースサイトのエッツィ(NASDAQ:ETSY)の株価は昨年、4倍以上に急騰しました。

パンデミック下で同社のサイトが脚光を浴び、特に手作りマスクの売買が活況を呈しました。

この勢いは、コロナ禍が終わったあとも続きそうです。

確かに、第3四半期(7-9月期)の取引総額の11%をマスクが占めましたが、マスクを除いても取引総額は前年同期から93%増加しました。

同社の最大の強みは、その独自性にあります。

2019年の調査によると、エッツィの買い手の88%が他では見つけられなかった商品を購入したと回答しています。

売り手の大多数は小規模事業者で、その多くがハンドクラフト品を販売しています。

それにより、買い手にとって魅力的なサイトになっているだけでなく、売上も商務省がeコマースサイトについて設定した基準の倍以上の成長率で伸びています。

それでもなお、「スペシャル」商品(同じものがないハンドクラフト品)と呼ばれる、年間売上高で1,000億ドル規模の市場でのシェアは5%にすぎません。

実際の潜在市場の規模は2,500億ドル以上ともされ、今後長期間にわたり成長を続ける余地は十分にあります。

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3. インテュイティブ・サージカル

手術支援ロボット大手のインテュイティブ・サージカル(NASDAQ:ISRG)は、パンデミックに伴う非緊急手術の延期によって大きな打撃を受けました。

その結果、第2四半期(4-6月期)は前年同期比で22%の減収、第3四半期も同4%の減収となりましたが、投資家は先を見越しているようで、株価は昨年38%上昇しました。

実際、今年に入って米国ではワクチン接種が進んでおり、延期されている手術も多数実施される見込みです。

同社の売上の大部分は、機器とアクセサリの買い換えから発生しています。

従って、同社の「ダビンチ」ロボット手術システムを使う手術が増えていけば、売上も増加していくはずです。

さらに、長期的な見通しも極めて良好です。

世界中で高齢化が進んでおり、手術件数が増えていく一方、同社でも適用範囲を広げる革新的製品の開発を続けています。

手術支援ロボはまだ普及しておらず、潜在市場の規模は莫大で、同銘柄は長期的に大きなリターンを見込めるかもしれません。

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短期的にはボラティリティが高い傾向がありますが、グロース株投資は長期の資産形成に最も寄与するといっていいでしょう。そういった成長株として注目できる5銘柄紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Keith Speightsは、インテュイティブ・サージカル株、エッツィ株、ファイバー株を保有しています。モトリーフール米国本社は、インテュイティブ・サージカル株、エッツィ株、ファイバー株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、インテュイティブ・サージカル株のオプションを推奨しています(2022年1月の580ドルのロング・コール、2022年1月の600ドルのショート・コール)。
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