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【米国株動向】2021年安全に保有できる配当株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、202117日投稿記事より

2021年を迎える中、株式市場で大きな投資妙味を見いだすのは困難となっており、特に配当株にそれが当てはまります。

配当利回りはさほど魅力的とは言えず、大手石油会社や生活必需品企業といったかつての配当貴族の配当は、以前ほど安定していないように見えます。

とはいえ、改めてファンダメンタルズ分析を行うと、多額の現金を生み出し、堅実な配当を支払う魅力的な企業がまだ存在しています。

中でも、2021年に安心して保有できる配当株を探している方にお勧めしたいのがアップル(NASDAQ:AAPL)、ベライゾン(NYSE:VZ)、サイモン・プロパティー・グループ(NYSE:SPG)の3銘柄です。

アップル:巨大な経常収益ビジネスが収益の安定化に寄与

現在、アップルほど安定している、あるいは収益性が高い企業は他にほとんどありません。

同社のiPhoneは世界の数億人もの人の「生活必需品」となっており、こうしたハードウェア販売が同社を支えてきました。

さらに今では、クラウド、フィットネス、Apple Payなどのサービスがもたらす収益が巨大な経常収益ビジネスを形成しています。

それでもアップルが成長企業と評価され続けている理由は、最終的に配当として投資家に支払うことが可能なキャッシュフローを増加させているからです。

過去5年間でアップルの売上高は21%増加し、フリーキャッシュフローは33%増加しています。

この間に配当は53%増加し、本稿執筆時点の配当利回りは0.6%となっています。

この利回りはさほど高い水準ではないかもしれませんが、同社は今後おそらくは数十年にわたり増配し続ける能力を持っています。

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ベライゾン:5Gネットワークが新たな成長をもたらす可能性がある

ここ数年、通信銘柄の人気は下火となっていますが、ベライゾンが2021年に成長曲線に乗ると考える理由があります。

同社の5Gネットワークの本格展開が始まっており、より多くのデバイスの接続と、家庭への無線インターネットの提供が可能になるはずです。

これは、既に非常に安定している高収益事業に加え、同社に新たな成長をもたらす可能性があります。

ベライゾンの配当利回りは4.3%で(本稿執筆時点)、今後さらに成長する余地があると筆者は考えています。

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サイモン・プロパティー・グループ:配当利回りは数年以内に10%を超える可能性がある

不動産投資信託(REIT)はこれまで配当投資家から高く支持されていましたが、2020年は多くの大型REIT銘柄にとって厳しい年となりました。

一部のテナントが家賃を支払えなくなり、多くの商業用不動産資産が新型コロナウイルスの影響を受けたため、配当は削減されました。

サイモン・プロパティー・グループ(SPG)の資産も例外ではありませんでしたが、長期投資家に機会をもたらす可能性があります。

SPGの2020年第3四半期の純利益は1億4,590万ドル(1株当たり0.48ドル)となり、FFO(REITが賃料収入からどれだけの現金を獲得しているのかを表す指標)は7億2,320万ドル(1株当たり2.05ドル)となりました。

つまり、同四半期の家賃の回収率が85%にとどまったにもかかわらず、損益は黒字でした。

同社は過去2四半期に、投資家に1株当たり1.30ドルの配当を支払いました。

配当利回りは6.3%です。ところがこの配当利回りは、投資家が将来期待できる水準の下限かもしれません。

2019年の第4四半期の配当は1株当たり2.10ドルで、経済が回復するにつれて配当が回復し、この水準と同等以上となる可能性があるからです。

現在の株価が維持されると想定した場合、配当利回りは今後数年以内に10%を超える可能性があります。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Travis Hoiumは、アップル株、ベライゾン・コミュニケーションズ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アップル株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、ベライゾン・コミュニケーションズ株を推奨しています。

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