2021年にさらなる成長株が期待できる米国株

2020年のアメリカ株の上昇は凄まじいものがありました。
NYダウやナスダックは過去最高値を更新しています。
コロナの問題が顕在化した2020年3月時点では今後どうなってしまうのか不安視されましたが、結果的には大きく株価を伸ばした1年になりました。
この流れは2021年も継続するのでしょうか。
もちろん銘柄によって高低はあるものの、基本的には株価上昇の流れは変わらないでしょう。
そこで今回は、2021年注目すべき米国成長株について紹介します。
今後の株式投資の参考にしていただければ幸いです。
テラドック
テラドック(NYSE:TDOC)は、オンライン診療で米国最大のシェアを占める会社です。
2020年にデジタル医療管理サービスのリボンゴ・ヘルスを買収し、急成長を遂げました。
【米国株動向】テラドック・ヘルスとリボンゴ・ヘルスの大多数の株主が両社の合併に賛成
この買収により、テラドックの有料会員数は7,000万人を超えました。
これをきっかけにテラドックのグローバル化が進み、海外売上比率は2割に足しています。
オンライン診療は175カ国40言語に対応していることも、この会社の大きな強みになります。
1年間で株価は2倍以上になっていますが、5年で見ると株価は20倍以上になっています。
コロナウィルスが収まらない現在、オンライン診療はさらに伸びることが予想されます。
まだまだ成長を期待できる企業といえるでしょう。
エレクトロニック・アーツ
エレクトロニック・アーツ(NASDAQ:EA)は、スポーツゲームが主力の会社です。
サッカーのFIFAやアメフトのNFLといったスポーツゲームを独占的に販売しています。
またスター・ウォーズのライセンス契約を持つ会社としても有名になりました。
ヒットタイトルを多数保有し、登録ユーザは3億人を超えています。
最近の四半期決算では、1株利益が市場の予想を超えたことで大きなサプライズを市場に与えました。
順調に株価を伸ばしており、5年前から見ると約3倍まで上昇しています。
こちらもテラドックと同様に、コロナがすぐに収まるとは考えにくいので、ゲームの需要はさらに伸びることが想定できるでしょう。
ファイバー・インターナショナル
ファイバー・インターナショナル(NYSE:FVRR)は、フリーランスと企業をつなぐマーケットプレイスを160カ国以上で運営している会社です。
同社のプラットホームでは、グラフィック、デザイン、デジタルマーケットなどを提供しています。
上場したのは2019年と最近ですが、株価は順調に上昇しています。
働き方が多様化している現代、フリーランスとして活躍する人は今後も増加していくとみられています。
今後の上昇にも大きな期待が持てるでしょう。
レッドフィン
レッドフィン(NASDAQ:RDFN)は、不動産仲介サイトや住宅ローンサービスを提供する会社です。
現地に行かなくても内覧ができるバーチャル内覧や、デジタル契約で仲介手数料を引き下げたことで、利用者が急増しています。
2020年の1年間で株価は7倍以上上がっています。
コロナの影響で内覧することが難しい現状を考えると、今後も大きく成長が期待できる企業といえるでしょう。
ヴァージン・ギャラクティック
ヴァージン・ギャラクティック(NYSE:SPCE)は、宇宙旅行システム開発会社です。
年間400日の宇宙旅行の実現を現在目指しています。
スペースエックスによる国際宇宙ステーションへの有人飛行成功後から、株価は上昇基調に乗っている会社です。
同社の今期の予想増収率は、脅威の2,665%になります。
もちろん予想通り増収するとは限りませんが、宇宙旅行は今後大きなトレンドになるビジネスかもしれません。
いち早く宇宙旅行に取り組んでいるヴァージン・ギャラクティックの今後に注目です。
順調に株価は上昇していますが、今後さらなる上昇を見込める銘柄かも知れません。
インスパイア・メディカル・システムズ
インスパイア・メディカル・システムズ(NYSE:INSP)は、閉鎖性睡眠時無呼吸症候患者向けの医療機器を提供しています。
同社が提供する治療法は、既存治療法よりも安全で効果があると評判です。
睡眠時無呼吸症患者は世界中で1億人以上いるといわれており、成長はまだ初期段階なことも強みです。
エッツィ
エッツィ(NASDAQ:ETSY)は、世界各国で利用されているハンドメイドマーケットを運営している会社です。
2020年1月から9月の流通取引総額は、前年同期比で2倍になり、純利益は3倍になりました。
キャッシュフローの増大によりシステム投資を加速して、手作りクラフト品のオンライン販売をさらに見込んでいます。
ここ一年で最安値から最高値まで約6.6倍株価は上昇しました。
ハンドメイドマーケットは年々拡大しており今後の成長にも大きく期待ができるでしょう。
まとめ
今回は、上昇が続くアメリカ株の中でも特に今後の成長ができる銘柄について紹介をしました。
アメリカ株は上場株数が多く、成長株を見つけるのは難しいかもしれません。
しかし、アメリカ株はやはり日本株以上に大きく化ける銘柄が存在するのも事実です。
大化けする銘柄を見つけることができれば、大きく資産を増やすことができるでしょう。
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免責事項と開示事項 記事の作者、渡辺たけしは、記事内で言及されている銘柄を保有してはいません。記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。