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バフェットの右腕、チャーリー・マンガーから学ぶ投資のメンタルモデルを解説(その1)

モトリーフール・シンガポール支局、2018年11月30日投稿記事より

チャーリー・マンガーはウォーレン・バフェットの右腕です。

バフェットほどには知られていませんが、彼自身も素晴らしい投資家です。

マンガーは、バフェットのメンター、ベンジャミン・グラハムが支持していた「古典的な」バリュー投資の考え方から、バフェットを適正な価格で良質な企業を買収する新しいスタイルに移行させた人物でした。

マンガーは、投資家はビジネスの全体像を把握するためにさまざまな「メンタルモデル」を持っていなければならない、と強く信じています。

私は投資家が取り入れるべき9つのメンタルモデルを紹介していきます。

はじめにこの記事で3つのモデルを取り上げ、後の2つの記事で残りの6つについてご紹介します。

メンタルモデル1:反転

反転(逆に考える)は問題解決のテクニックとして使われます。

私たちが得たいものではなく、避けたいものを考えるというテクニックです。

反転は投資に適用した場合、完璧を求めにいくというより、愚かな間違いを避けることを指します。

マンガーは問題に直面したときに、「反転、常に反転を意識!」とよく言います。

反転は、問題をよりよく理解するのに役立ち、考えもしなかったような論理の間違いに気づかせてくれます。

これによって、間違いを避けることができるため、損失を最小限に抑えられます。

私たちは投資する際に安全域を確保しておく必要があります。

そのため、反転は強力なメンタルモデルとして活用できます。

メンタルモデル2:確証バイアス

人間は、自分の信じていることを証明する証拠のみを探す傾向があります。

これは確証バイアスと呼ばれ、代替意見や反対意見を探そうとしなくなる可能性があります。

確証バイアスにこだわると、自分の投資論に欠陥があることを示唆する証拠を見つけたとしても、一貫して無視し続けることになります。

そして、気づいたときには手遅れになっているかもしれません。

このバイアスを克服する方法は、不快と感じるかもしれませんが、自分への反対意見を積極的に探し出すことです。

メンタルモデル3:能力の範囲

能力の範囲は、バフェットとマンガーが最初に言及したものです。

これは自分が投資の観点からよく理解できる範囲に投資をとどめ、この範囲を外れないことを意味しています。

たとえば、以前の職業上の経験から、日用品および製薬企業に関する知識を豊富に持っているとします。

この知識を利用して、これらの分野への投資に成功する可能性があります。

しかし、半導体などの何も知らないような部門は避けるべきです。

読書や調査によって知識を深めることができるかもしれませんが、理解できる範囲を広げるには通常数ヶ月から数年かかります。

次の記事で、他のメンタルモデルを紹介します。


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