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【米国株動向】2021年に最も期待される成長銘柄

モトリーフール米国本社、202113日投稿記事より

2020年に高いリターンをあげた銘柄はいくつもありましたが、その中には、2021年にも高パフォーマンスが期待できるものもあります。

バイオテクや再生可能エネルギー、さらにテクノロジーなどには、2021年に2桁成長をあげる可能性のある銘柄も多数あります。

そのような中で、本稿執筆者が2021年の成長銘柄として最も期待を寄せるのは、オンラインマーケットのエッツィ(NASDAQ:ETSY)です。

エッツィの特長

近年、オンラインショッピングが隆盛していることで、様々な意味で人と人との触れ合いが希薄になってきています。

そのようなトレンドに逆行するのが、ハンドメイド製品のeコマース・プラットフォームを運営するエッツィです。

同社のミッションは、「eコマースをより人間味あるものに」というものです。

他にはない製品を提供するというのが、同社の大きな魅力の一つです。

2019年の調査によると、88%の買い手(バイヤー)が、エッツィには他では見つけられない商品があると回答しています。

そのような商品の多くは、買い手の仕様にカスタマイズされたものです。

eコマースは全般的に活況を呈しています。

そのような中でエッツィは、米国勢調査局によるeコマースのベンチマークと比べると、2倍以上の成長率を遂げています。

さらに同社は、eコマースの巨人であるアマゾン・ドット・コム(NASDAQ:AMZN)との競争にも対抗し得ることが証明されています。

同社は、売り手(セラー)にとってより使いやすく利益の出るプラットフォームを提供することにより、ニッチ分野で成功を収めています。

巨大な市場

エッツィは、“スペシャル”ハンドメイド製品市場におけるシェア拡大を目標に掲げていますが、その市場規模は年間1,000億ドルにのぼります。

エッツィのマーケットシェアは現在5%程度であり、大きな成長の余地があります。

加えて、同社にはさらに大きな機会があります。

エッツィの上位6地域における、ハンドメイド関連カテゴリー製品のオンライン購入額は、年間合計2,500億ドル近くとなります。

さらに、同地域における関連カテゴリーの小売総売上高、つまり実現可能な最大市場規模(TAM)は、1兆7,000億ドルにのぼります。

同社には、この巨大な潜在市場でシェアを大幅に拡大する戦略があるとみられます。

エッツィは、検索エンジンに多額の投資を行っています。

同社の検索は次第にカスタマイズされたものになりつつあり、ユーザーの好みを探り当てようとしています。

たとえば、ある人が“ドレス”と検索すると、その人の過去の閲覧や購入パターンをもとにした結果が表示されますが、それは別の人が同語を検索した時とは異なるものとなります。

これには、長期にわたって売上を押し上げる効果があるはずです。

さらに同社は、バイヤーに対して頻繁に呼びかけを行っています。

たとえば、決まった製品の割引があるとバイヤーに知らせ、割引期間終了までに数回のリマインダーを送付しています。

さらに、テレビやソーシャルメディアなどを通じたマーケティング活動も加速させています。

エッツィだけが行っている、有名人とリンクした「インフルエンサー・コレクション」は、高い効果をあげています。

注意すべきリスク

とはいえ、エッツィには明らかなリスクが一つあります。

同社の予想利益に基づく株価収益率は86倍と、非常に高水準です。

このような高バリュエーションの状態では、ささいなトラブルでも起これば、株価急落を招きかねません。

もちろん、成長株であれば、割安であることは稀です。

エッツィのバリュエーションに関するリスクは、それほど心配することはないでしょう。

同社は唯一無二のeコマース・プラットフォームを運営しているという点で、強い競争力を持っています。

エッツィは引き続き新規バイヤーを取り込み、バイヤーあたり平均支出額は上昇すると予想されます。

同社の素晴らしい成長ストーリーは今後も続くでしょう。

2020年には、エッツィの株価は4倍にも上昇しました。

2021年にそれほどの高いパフォーマンスが得られるとは思いませんが、株価が2倍になっても驚くにはあたりません。

【米国株動向】エッツィへの投資で「億り人」になることができるか

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Keith Speightsは、アマゾン株、エッツィ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株、エッツィ株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
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