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マネーマシン作りに投資信託ではなく海外ETFも活用してみませんか?

投資信託を運用しながら配当収入を得ていけるマネーマシンを作っていくことは、老後の備えや将来の生活をより豊かにし得るものとなります。

投資信託は少額からでも複数企業の株式を保有でき、リスクを分散させたい投資家に好適です。

しかし投資信託の中には信託報酬が高いだけでなく、分配金を元本から取り崩して分配するタイプの投資信託があります。

そこでこの記事では、投資信託の中でもマネーマシンを作るのなら、海外のETFを活用することのメリットとデメリットをご紹介します。

信託報酬が安い

運用会社は、世界中の投資家から集めたお金で株式を購入し、資産を運用しています。

資産規模が大きくなればなるほど、信託報酬を低く設定しても利益を得ることができます。

そのため運用会社が優良な投資商品を持っていればいるほど、投資家から集めた資産運用額が大きくなり信託報酬を低くすることができます。

バンガード社・ステートストリート社・ブラックロック社は、その代表的な運用会社であり、信託報酬が0.1%以下水準のETFを数多く展開しています。

投資家にとってリターンの足かせにならない低い信託報酬は、運用する上で重要なチェックポイントです。

分配金は企業の利益ベース

投資信託の分配金は、特別分配金と普通分配金の2種類があります。

特別分配金は、元本が投資家に払い戻されたとみなされた分配金のことです。

一方、普通分配金は、元本ではなく利益の分が分配されます。

投資信託に組み入れられた企業が、稼いで投資家に還元した配当金が普通分配金となります。

海外ETFが出す分配金は普通分配金です。

ETFに組み入れられた企業が支払った配当が原資になっているので、分配金が支払われるたびに株価が下がっていくということはありません。

自分の投資スタイルにあった、より細かなインデックスを選択可能

投資国 構成銘柄数 組み入れ1位 組み入れ2位 組み入れ3位
VDC 米国 94 PG(16.19%) KO(9.38%) WMT(9.22%)
XLP 米国 32 PG(17.99%) WMT(10.15%) KO(9.79%)
KXI 米国/日本/欧州先進国 92 PG(9.88%) NESN(9.35%) COST(4.83%)

(参考:ブルームバーグ)

例えば、海外の生活必需品セクターの企業に投資信託で資産運用をしたい場合、バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC)、生活必需品セレクト・セクターSPDRファンド(XLP)、iシェアーズグローバル生活必需品ETF(KXI)が有力な候補となるでしょう。

どれも生活必需品セクター企業への投資ではありますが、投資する国・銘柄数・銘柄比率が異なるので、生活必需品セクターの企業に投資する中で、自分自身のリスクにあった運用方法を選ぶことが可能です。

またバンガード社、ステートストリート社、ブラックロック社が運用するETFは、日本語版でETFの概要がサイトに記載されていることが多いため、日本からでも海外ETFを活用する環境は整っています。

世界最大規模の運用会社バンガードグループの特徴

海外ETFのデメリット

為替のリスクや手間が発生する

海外ETFは外国の通過で取引されるため、上記のような米国株ETFではドルで取引されています。

したがって円をドルに換え取引をしないといけないので、為替リスクや円をドルに換える手間がかかります。

もちろん海外ETFを売却した金額を生活費に使いたい場合、ドルから円へ変える必要もあります。

国内の投資信託より売買手数料が高いことがある

一部の国内投資信託では、購入手数料が0円(ノーロード)のものがありますが、海外ETFではそうした購入手数料より割高な傾向にあります。

楽天証券・マネックス証券・SBI大手証券といったネット証券では、購入金額に対して0.495%の手数料がかかります。

これは100ドルのETFを10株買った購入金額は1,000ドルになるので、購入手数料が4.5ドル掛ることを意味します。

しかし中にはキャンペーンで一部の海外ETFの購入手数料が無料になる場合もあるので、事前に調べておくとよいでしょう。

米国株投資を始めるのに適した、国内のネット証券5社を比較

1口あたりの単価が高いものがある

国内の投資信託では、購入金額100円から投資することもできます。

しかし海外ETFは株価があるので、最低購入金額はその株価になります。

例えば、バンガード・米国生活必需品セクターETF(VDC)VDCでは執筆時時点での株価は159ドルです。

よってこのETF購入するには最低でも159ドル必要になります。

日本円にして1万7千円ほどです。

この額は数千円から投資を始めていきたいという方にハードルが高いという方もいるでしょう。

資金が少ない中でも少額で投資を初めていきたいという方は、手が出しにくい株価のETFがあるかもしれません。

投資信託でマネーマシンを作るのなら、海外の上場投資信託(ETF)も活用してみよう

海外ETFは信託報酬が低いにも関わらず、世界を代表する企業に投資できるのが魅力的です。

そして支払われる分配金はそうした企業の利益から創出された配当金が原資になっているので、分配金が支払われるたびに、ETFの純資産額が減ってしまうことはありません。

また米国企業では配当を重んじる企業風土が根付いており、株式ETFを保有することで徐々に企業の出す配当金が増え、ともに分配金も増加していくことが見込めるでしょう。

バンガード・グループの創設者であるジョン・C・ボーグル氏は「配当は保証されたものではないが、減少したことは過去数回にすぎない」と述べています。

日々の株価変動は気にしすぎず、分配金の得られる海外ETFに投資することで年々成長していくマネーマシンを作っていけるでしょう。

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