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【米国株動向】2021年に注目のETF 4銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、20201224日投稿記事より

2020年の米国株式相場は、最終的に大きなプラスとなりましたが、2月の底で投げ売りして、その後の波に乗れなかった投資家もいることでしょう。

そんな経験から個別銘柄への投資に懲りてしまった投資家には、分散効果が得られて長期投資に向いた上場投資信託(ETF)という選択肢もあります。

以下では2021年を迎えるに当たって注目のETF 4銘柄を紹介します(株価は執筆時点)。

1. バンガード・バリューETF

バリュー株は長年グロース株をアウトパフォームしてきましたが、2006年以降だけで見るとそうとは言えなくなっています。

特に2020年は年初来グロース株が38%上昇した一方、バリュー株はマイナス2%となっています。

その反発に期待するなら、バンガード・バリューETF(NYSEMKT:VTV)のようなバリュー株ETFに注目です。

バンク・オブ・アメリカのアナリストも、「市場のバリュエーションは極めて高くなっており、バリューサイクルの序盤に入っている可能性がある。バリュー株のディスカウント幅は平均を2標準偏差下回る水準になっている」と述べています。

バリュー株にとって巻き返しの年になるかもしれません。

2. iシェアーズMSCIエマージング・マーケッツETF

新興国の個別銘柄はリスクが高くて手を出しにくいかもしれません。

しかしiシェアーズMSCIエマージング・マーケッツETF(NYSEMKT:EEM)なら新興国の優良株をまとめて取引できます。

アリババ・グループ・ホールディングやサムスンのほか、SKハイニックスなど米国市場で直接買えない株式へのエクスポージャーも確保できます。

モルガン・スタンレーのチーフエコノミストであるチェタン・アーヤ氏は「韓国や台湾といった貿易重視の経済はすでに回復期に入っており、インドやブラジルなどの国内消費主導の国も、最近になって多くの指標がコロナ禍前の水準を上回るようになった」と指摘しています。

3. ETFMGプライム・モバイル・ペイメンツETF

キャッシュレス取引は既に目新しいものではありませんが、2021年は普及がさらに加速するかもしれません。

例えばペイパル・ホールディングスの2020年第3四半期(7-9月期)の決済総額は前年度同期比38%増となり、アクティブユーザーは1,520万人増加しています。

スクウェアをはじめ多くのフィンテック関連銘柄がすでに株価を大きく上げていますが、まだ十分な上値の余地を残している銘柄もあるかもしれません。

マスターカードが最近公表した2021年の見通しでは、コロナ禍の影響でeコマースを始めた企業の2~3割は、コロナ収束後もオンラインでのビジネスを継続するとされています。

また、ユニブデートス・マーケット・インサイツの予想によると、世界のデジタル決済市場は2021年から2026年にかけて年率18%以上のペースで規模拡大を続ける見通しです。

そうだとすれば、ETFMGプライム・モバイル・ペイメンツETF(NYSEMKT:IPAY)は注目に値する銘柄です。

4. iシェアーズ・グローバル・クリーンエナジーETF

2020年はパンデミックや景気後退があったにもかかわらず、エネルギーのクリーン化は歩みを止めませんでした。

国際エネルギー機関(IEA)によると、太陽光発電と風力発電を含む再生可能エネルギーを使った総発電容量は2020年に4%伸びました。

これにより、エネルギー市場のパラダイムシフトは、世界的なパンデミックぐらいでは止まらないことが示されました。

今後について、風力発電と太陽光発電は2023年までに天然ガス利用発電、2024年までに石炭利用発電を発電量で上回るとIEAは予想しています。

2025年には、再生可能エネルギーは世界のエネルギー源としてトップになる見込みです。

もちろん、再生可能エネルギー発電を行っているのは企業であり、そうした企業に投資しているのがiシェアーズ・グローバル・クリーンエナジー・ファンド(NASDAQ:ICLN)です。

そのポートフォリオにはプラグ・パワー、ファースト・ソーラー、スペインのシーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジーなども入っています。

【米国株動向】小型株ETFに投資することを検討すべき理由

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者James Brumleyは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、アリババ・グループ・ホールディングス株、マスターカード株、ペイパル・ホールディングス株、スクエア株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、バンガード・バリューETF株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ファースト・ソーラー株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、ペイパル・ホールディングス株のオプションを推奨しています(2022年1月の75ドルのロング・コール)。
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