The Motley Fool

【米国株動向】ここ5年で配当を倍にした米国株3銘柄

モトリーフール米国本社、20201217日投稿記事より

何年も増配を続けている銘柄は注目されがちですが、その中には毎回1%や2%程度しか増やしていない銘柄もあります。

これに対し、以下で紹介する3銘柄は増配のペースがはるかに高く、今後の継続にも十分に期待できます(配当利回り等は執筆時点)。

 1. アムジェン

バイオ医薬品のアムジェン(NASDAQ:AMGN)は、高い収益性と健全な財務状態を武器に配当を増やし続けています。

純利益率は最近8四半期連続で27%を超えています。

1~9月の営業キャッシュフローは83億ドルで、40億ドル強の設備投資と28億ドルの配当支払いを十分にまかなっています。

借入金の返済や自社株買戻しを行う余地もあり、近年のペースで増配を続ける余力を十分に残しています。

現在の四半期配当は1.60ドル、配当利回りは2.8%で、S&P500指数の約1.8%を大きく上回っています。

5年前の四半期配当は0.79ドルと現在の半分以下で、それから年率15.2%で配当を増やしてきました。

セルジーンを134億ドルで買収したことにより、乾癬治療薬「オテズラ」を手に入れるなど製品ラインアップを今まで以上に充実させています。

今年の株価は年初来で5%安とS&P500指数をアンダーパフォームしていますが、長期投資家にとっては魅力的な銘柄と言えるかもしれません。

【米国株決算】アムジェン社の最新決算情報と今後の株価の推移

2. ビザ

クレジットカード決済のビザ(NYSE:V)の配当利回りは0.6%にすぎませんが、アムジェン同様ハイペースで増配を続けています。

2015年末に0.14ドルだった四半期配当は年率18%で増え続けて0.32ドルに達しました。

最近2年の利益率がいずれも40%を超える収益力を持つ同社は、この増配ペースを持続する余力も残しています。

2020年9月期の営業キャッシュフローは104億ドルで、設備投資額14億ドルと配当支払い額27億ドルの合計を大きく上回っています。

金融セクターにとって厳しい環境となっている今年も株価を10%上げていますが、インカム面も注目されるようになれば人気はさらに高まりそうです。

【米国株動向】ビヨンド・ミートがピザハットと大規模な提携を結ぶ

3. ホーム・デポ

ホームセンター大手のホーム・デポ(NYSE:HD)は、コロナ禍に伴う外出制限でDIY需要が高まったことを追い風に業績を伸ばしています。

2~10月の9カ月間の売上高は前年同期比18%増の998億ドルとなっています。

今年1月までの2019年度の純売上高の伸びはわずか1.9%で、増収率は急激に上がっています。

2~10月の営業キャッシュフローは174億ドルと、設備投資に使った15億ドルと配当支払いに使った48億ドルを引いても余りあるキャッシュを稼いでいます。

現在の四半期配当は1.50ドル、配当利回りは2.2%です。

四半期配当は5年前の0.59ドルに比べると154%増加しており、年率20.5%で増配を続けてきた計算になります。

株価は年初来で23%以上上昇していますが、DIYブームが落ち着いたとしても、ハイペースな増配をあと数年間続ける余力は十分にありそうです。

【米国株決算】ホーム・デポの最新決算情報と今後の株価の推移

フリーレポート配信

連続増配を継続する銘柄では株価が割高な水準にあることが多いです。ここではやや割高で、配当利回りが高くなくても、増配も含めた今後の成長性を評価できる銘柄を紹介します。

長期的に連続増配を続ける米国成長株3銘柄」はこちらからご覧ください。(メールアドレスの登録が必要です)

また、ツイッターやフェイスブックで最新情報を配信しております。

公式ツイッターアカウント公式フェイスブックアカウントをフォローする。

また、公式LINEアカウントの方では、投資初心者向けの情報を発信しています。
友だち追加

免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者David Jagielskiは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、ホーム・デポ株、ビザ株を保有し、推奨しています。
最新記事