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【米国株動向】2021年に向けて1,000ドルを投資するなら、5つの強力なトレンドに注目

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、20201214日投稿記事より

年の瀬が迫る中、1,000ドルの投資資金で2021年に大きな収益を得たいのであれば、以下の抑えがたい強力なトレンドに注目することをお勧めします。

1. 米国の大麻

北米の大麻関連株は今年の大半を通じて騰勢を維持してきましたが、特に米国では連邦政府が州レベルでの大麻合法化の動きに対して傍観主義的な姿勢を見せる中で、大麻関連株に立ちはだかる障害はあまりないと言っていいでしょう。

例えば、グリーン・サム・インダストリーズ(OTC:GTBIF)の2021年通期利益は極めて好調となる見込みです。

同社は50の大麻小売店舗を運営しているほか、12州で96件にも上る事業認可を取得しています。

同社が特に重視しているのは、2020年代半ばまでに人口1人当たりの大麻支出が国内最大になるとみられるネバダ州、そして2020年1月1日に成人向けの大麻販売を合法化し、十億ドル規模の市場に成長する潜在性を持つイリノイ州です。

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2. サイバーセキュリティ

2020年に我々が学んだ多くの事柄の一つは、あらゆる規模の企業にとってサイバーセキュリティは前進して行くために基本的に必要なサービスであるということです。

グランド・ビュー・リサーチ社の調査によれば、世界のサイバーセキュリティ市場は年率10%で拡大して、2027年までに3,264億ドル規模に達すると予想されています。

特に筆者が注目している企業は、クラウドストライク・ホールディングス(NASDAQ:CRWD)です。

クラウドをベースとする同社のFalconプラットフォームはオンプレミス型のセキュリティ・ソリューションよりも安価で、1週間当たり3兆を超えるイベントを監視する責務を担っています。

最近の同社発表によると、4件以上のクラウド・モジュール・サブスクリプション契約を結んでいる顧客の比率は3年前の27%から61%に上昇しています。

このため、株価が大きく反落すれば、買いの好機となるでしょう。

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3. 個別化医療/精密医療

一人一人に適した治療法と利便性の改善を目指す医療サービスは、今後長期にわたり注目を集めるとみられます。

遠隔医療のテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)の業績を見ると、精密医療がいかに強力で持続可能なトレンドであるかが分かります。

2013年~2019年の増収率は年率74%に達しました。

さらに、今年の新型コロナ禍の局面ではバーチャル診療件数が前年同期比で3倍以上に増加しました。

また、同社はデジタル医療管理会社のリヴォンゴ・ヘルスを買収したことで、慢性病患者を遠隔管理し、患者と医師をバーチャルで結び付け、ソリューションを相互販促することが可能になるとみられます。

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4. クラウド・インフラ

新型コロナの世界的流行を受けて、企業はオンラインでのプレゼンスがいかに重要で、データ共有やリモートワークがいかに不可欠であるかを認識するようになっています。

IT専門調査会社IDCの昨年の発表によると、2019年~2023年のパブリッククラウド・サービス/インフラの年平均成長率は22.3%となる見通しです。

クラウドの中では特にインフラストラクチャー・アズ・ア・サービス(IaaS)関連株は最も急速な成長が予想されています。

アマゾンがクラウド・インフラ・サービスでトップの市場シェアを握っていることは確かですが、最も高い成長性を備えた企業はアルファベット(NASDAQ:GOOG)(NASDAQ:GOOGL)です。

アルファベットのグーグル・クラウド・プラットフォーム(GCP)の成長率はアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を大きく上回っています。

また、同事業の利益率は広告収入の利益率を格段に上回っているため、営業キャッシュフローの大幅な拡大が見込めます。

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5. 金鉱会社

金鉱株は2021年にウォール街に重大な衝撃を与える可能性があります。

世界でマイナス利回りの投資適格債がほぼ17兆ドルに達し、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融市場を下支えするため無制限の量的緩和策を推し進める中で、現物の金が輝くための完璧なシナリオが生み出されています。

ヤマナ・ゴールド(NYSE:AUY)は金価格の上昇の恩恵を最も受けるとみられます。

同社は過去5年間に純債務の削減を進めてきました。

この間にアルゼンチンのセロ・モロ鉱山を稼働させたほか、50%の持分を握るカナダのマラーティック鉱山の産出量を拡大させました。

2021年には金の産出量の増加に伴い、営業キャッシュフローも急増する見込みです。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。アマゾンの子会社ホールフーズ・マーケットのCEOであるJohn Mackeyは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。アルファベットのエグゼクティブであるSuzanne Freyは、モトリーフール社の取締役会メンバーです。元記事の筆者 Sean Williamsは、アマゾン株、テラドック・ヘルス株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アルファベット(A株)、アルファベット(C株)、アマゾン株、グリーン・サム・インダストリーズ株、クラウドストライク・ホールディングス株、テラドック・ヘルス株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、アマゾン株のオプションを推奨しています(2022年1月の1940ドルのショート・コール、2022年1月の1920ドルのロング・コール)。
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