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伝説の成長株投資家、フィリップ・フィッシャーのチェックリスト:パート4

モトリーフール・シンガポール支局、2018年11月30日投稿記事より

ウォーレン・バフェットについて聞いたことがある投資家は多いですが、フィリップ・フィッシャーという人物と彼の投資規則についてはあまり知られていません。

彼は、長期にわたって高品質の成長株を管理し、素晴らしい投資実績を挙げた人物です。

実は、フィッシャーはバフェットの投資の指導者でもありました。

フィッシャーの最も有名な投資はモトローラでした。

彼は1955年にモトローラの株式を買い、一生売ることはありませんでした(彼は2004年に亡くなりました)。

彼の著書「Common Stocks and Uncommon Profits」には、成長株を購入する際に彼が注目した15のチェックリストが記されていました。

このチェックリストについて、これまでの一連の記事で紹介してきました。

フィッシャーの最初の9つのチェックリストを紹介する3つの記事(パート1、パート2、パート3はここを参照)を公開しています。

伝説の成長株投資家、フィリップ・フィッシャーのチェックリスト:パート1

伝説の成長株投資家、フィリップ・フィッシャーのチェックリスト:パート2

伝説の成長株投資家、フィリップ・フィッシャーのチェックリスト:パート3

パート4のこの記事では、次の3つを紹介します。

コスト分析と会計管理は適切か

確かに、会社のコスト管理は企業の経理部内にある情報であり、私たちがアクセスできない可能性が高く、どのように管理されているか知ることはかなり難しいことかもしれません。

しかし、財務数値から、企業のコストが効果的に管理されているか、あるいは問題が発生しているかどうかを判断することができます。

会社の営業利益率をライバル企業と比較し、5年から10年前のデータからコストが膨れ上がっているか、維持されているかを確認します。

可能であれば、会社のCFOと話をします。もし無理な場合は、CFOの経歴や実績を確認してみることをお勧めします。

業界特有の動向において、突出したところがあるか

ここではフィッシャーは、投資家が、特定の企業が競合他社よりも優位にあることを、業界特有の動向とその特徴から見抜くことができるかどうかについて話しています。

例えば、あるレストランチェーンは、ロイヤリティプログラムを利用して顧客の誘導に成功しているのかもしれません。

同プログラムによってリピーターが増え、レストランは他社よりも高い利益率を獲得するかもしれません。

レストランのロイヤルティプログラムを理解し、成功した理由を知ることによって、なぜこのレストランチェーンが他社よりもずっと良い業績をあげているかをより深く理解することができます。

利益に関して短期または長期の見通しを立てているか

経営陣は、短期的な目標達成を目指しているのか、それとも短期的な利益を犠牲にしてでも長期的に会社を成長させるために行動しているのか、を知ることは重要です。

これは経営陣が取った行動を見ることで知ることができます。

たとえば、四半期決算の結果に執着し、目標が達成されたかどうかについて発言している企業は、短期的な目標を目指して行動している印象を与えるでしょう。

長期的な見通しを持っている企業はあまり四半期決算の数字を繰り返し主張することはありません。

「短い苦しみは長い果報を」と言われるように、こういった企業は、長期的な目標に重点を置き、長期的な成果を目指して戦略的に投資します。

パート5では、フィッシャーの15のチェックリストのうち、最後の3つを紹介します。

乞うご期待ください。


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