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【米国株動向】ニーオよりも注目すべき急成長3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、20201210日投稿記事より

2020年は新人投資家にとってもベテラン投資家にとっても大変な年で、特に第1四半期は過去に例を見ない乱高下に大きく振り回されたことでしょう。

そうした市場の中でも、中国の電気自動車メーカー、ニーオ(NYSE:NIO)の株価は12月7日までに年初来で1,020%以上上昇しています。

株価が1,000%以上上昇している電気自動車メーカーのニーオ

ニーオの高級SUVの第2および第3四半期の合計出荷台数は約2万2,500台となり、それだけで2019年の年間出荷台数を上回りました。

投資家は販売台数や利益率といった数字だけでなく、バッテリーをサービス化する(battery-as-a-service)という同社の画期的なプログラムを好感しているようです。

時価総額は610億ドルと(執筆時点)、ゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)にも引けを取りませんが、歴史も規模もはるかに上回り、2025年までに電気自動車と自動運転車に270億ドルの投資を表明しているGMにとってみれば、ニーオなどはフロントガラスに張り付いた虫のようなちっぽけな存在です。

また、中国は電気自動車の巨大市場かもしれませんが、展開する国内メーカーも多く、資本集約的で利益率の低い自動車業界においては競争激化もニーオにとって不安材料です。

グロース銘柄を狙うなら、以下の急成長3銘柄はニーオよりおすすめかもしれません。

クラウドストライク・ホールディングス

サイバーセキュリティは、今後10年間で間違いなく2桁の成長が見込まれる分野の一つであり、その中で突出しているのがクラウドストライク・ホールディングス(NASDAQ:CRWD)です。

同社のファルコン・プラットフォームは、クラウドベースのためにコスト効率に優れている他、人工知能を活用して週当たり3兆件を超えるイベントを処理して潜在的脅威を特定します。

顧客ロイヤルティは高く、2020年8-10月期の顧客定着率は金額ベースで124%となり、これは顧客単価が増加していることを意味し、顧客満足度の高さを表しています。

また、4件以上のクラウドモジュールをサブスクリプション契約している顧客の割合は61%となり、3年半前の9%から大幅に上昇しています。

顧客のニーズを満たすサービスを提供できていなければ、クラウドストライクの倍増するサブスクリプション収入の成長は毎年は見られなかったでしょう。

クラウド関連支出は引き続き急増が予想されることから、クラウドストライクの売上高も右肩上がり間違いなしです。

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クレスコ・ラボ

米国の大麻関連銘柄も急成長が見込まれ、中でもクレスコ・ラボ(OTC:CRLBF)は複数の州で事業を展開しています。

同社は大麻薬局29店舗の営業ライセンスを持っており、現在は19店舗を運営していますが、その半分近くがイリノイ州に集中しています。

イリノイ州は営業ライセンスの発行件数に上限を定めているため、州内の大麻売上が伸びれば、1店舗当たりの売上高は確実に増加します。

また、クレスコ・ラボの卸売事業は利益率こそ低いですが、取扱量が格段に違います。

今年1月には、世界でも最大規模の大麻市場であるカリフォルニア州で大麻の流通ライセンスを持つ数少ない1社であるオリジン・ハウスの買収を完了し、同州で575店以上の大麻薬局へのアクセスを獲得しました。

2020年の売上高は前年比3倍以上となる見通しで、2021年には黒字化が継続することも見込まれます。

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トルパニオン

ペット保険を手掛けるトルパニオン(NASDAQ:TRUP)も大幅な成長が見込まれます。

米国内でペットを飼っている世帯の割合は1988年から2020年の間に11%ポイント上昇して67%となり、今では8,490万世帯がペットを飼っていると推定されます。

飼い主の多くはペットを家族の一員と考えており、米国のペット関連支出は過去四半世紀にわたり一貫して前年実績を上回っています。

現在、北米で医療保険に加入しているペットは全体の1~2%にすぎず、トルパニオンにとって長期的に大きな成長機会が存在します。

競争も激化していますが、トルパニオンは20年ほど前から動物病院との良好な関係構築に努めており、そうした関係は契約拡大に不可欠で、売上高は2024年までに2倍に増加する見通しです。

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短期的にはボラティリティが高い傾向がありますが、グロース株投資は長期の資産形成に最も寄与するといっていいでしょう。そういった成長株として注目できる5銘柄紹介します。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Sean Williamsは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、クレスコ・ラボ株、トルパニオン株、クラウドストライク・ホールディングス株を保有し、推奨しています。

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