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【米国株動向】12月に注目のホットなIPO株3銘柄

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020127日投稿記事より

今年はハイテクセクターを中心に新規株式公開(IPO)が活況を呈しましたが、12月にも時価総額の合計が1,000億ドルに達すると予想される複数のハイテク企業の上場が予定されています。

投資家にとっては、将来起こり得る急成長を見込んで購入するチャンスと言えるかもしれません。

そこで、長期的に有望と思われるIPO銘柄として、最近上場した1銘柄と12月にデビュー予定の2銘柄を紹介します。

1. フボTV

スポーツ専門ストリーミング配信サービスを提供するフボTV(NYSE:FUBO)は10月にニューヨーク証券取引所でIPOを行いました。

株価は執筆時点で初値の10ドルから170%上昇していますが、将来的にさらなる上昇を遂げる可能性もあります。

“スキニーバンドル”と呼ばれる、料金とチャンネル数を抑えたストリーミングサービスが増える中、同社は月額65ドルで110以上の全国および地域のスポーツチャンネルを視聴できる基本パッケージを提供しています。

スポーツコンテンツの人気は根強く、同社はNFL(アメリカンフットボール)、NBA(バスケットボール)、MLS(サッカー)などの米国メジャーリーグの試合放送もセットにしています。

登録者数は第3四半期(7-9月期)末時点で45万5,000人と、1年前から58%増加しています。

調整後ベースの売上高は前年同期比で71%増加し、その大部分を占めるサービス利用料収入は同64%増、それ以外の広告料収入は同153%増となっています。

オンラインベッティングにも進出し、最近バルト・スポーツを買収しました。

大勢のスポーツ愛好家をストリーミングサービスの登録者として抱えているだけに、相乗効果も得られそうです。

成長への期待を反映し、バリュエーションは今年通期の予想売上高をベースにした株価売上高倍率(PSR)で約7.3倍と非常に高くなっています(執筆時点)。

しかし、プレミアムなスポーツ配信サービスで業界を大きく変える可能性を秘め、なおかつオンラインベッティングという別の成長分野も確保しているだけに、今後が注目されます。

2. エアビーアンドビー

ホテル業界を既に大きく変えているエアビーアンドビー(NASDAQ:ABNB)は、執筆時点で近々ナスダックに上場予定です。

同社は宿泊を希望するユーザーと部屋を貸したい物件所有者をマッチングするオンラインプラットフォームとして急成長しています。

宿泊者と物件オーナーの両方から高めの手数料を徴収しているものの、宿泊者は伝統的な宿泊施設に比べて安い料金で利用でき、オーナーは資産をフレキシブルに活用できます。

粗利益率は非常に高く、販売マーケティング費用が今後下がるにつれて収益性も上がっていく可能性があります。

仲介は長期的に見て非常に収益性の高いビジネスモデルとされているうえ、同社は欧米の市場でリーダーとしての地位を確立しており、他地域展開による大きな成長の余地も残しています。

今年はコロナ禍によって業績を押し下げられているものの、長期的には大いに期待できるかもしれません。

【米国株動向】エアビーアンドビーの株価が16日に急上場

3. ロブロックス

ロブロックス(NYSE:RBLX)は同名のビデオゲームプラットフォームを運営するソフトウェア会社として12月中にニューヨーク証券取引所に上場予定です。

既に世界で有数の人気を誇るゲームプラットフォームとなっており、いわばオンラインでブロック遊びをする場となっています。

プラットフォーム内でゲームをつくったり、他のユーザーがそれで遊んだりという形で、大勢の子供が交流しています。

同社の試算によると、米国の9歳から12歳までの子供の約75%がロブロックスで遊んでおり、1日当たりのアクティブユーザー数は3,110万人に達しています。

売上の大部分は利用料収入と、アイテム獲得やゲーム制作に使えるゲーム内通貨の販売収入が占めています。

今年1-9月の販売額(前受収益を売上高に加えたもので、ユーザーが購入した仮想通貨の量に等しい)は12億ドルとなり、前年度同期から171%増加しました。

販売額は3年にわたって売上計上されるため、増収率はこれに比べると見劣りしますが、それでも68%増の5億8,900万ドルとなっています。

コロナ禍が追い風になった側面はあるものの、ユーザーをつなぎとめる力は既に証明済みで、エンゲージメントをさらに向上させる可能性もあります。

時価総額80億ドル前後の初値を見込まれていますが、その成長ぶりとビデオゲーム業界の注目度を考えると、短期間でバリュエーションを上げていってもおかしくありません。

注目のゲームプラットフォーム「ロブロックス」のNY市場へのIPOが近づいている

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Keith Noonanは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。
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