2021年1月の株主優待、新年初の優待が獲得できる10銘柄

2020年は新型コロナウイルスの拡大によって、私たちの生活様式が大きく変わりました。
様々な出来事があった2020年は終わりを迎え、2021年初の優待が獲得できる1月を迎えます。
1月の優待銘柄は約30銘柄と多いわけではありませんが、中には魅力的な銘柄もあります。
年始の株価は低迷しやすいことが多いので、権利日も頭に入れつつ、適切なタイミングで優待銘柄を購入するのがおすすめです。
この記事では2021年1月の株主優待が獲得できる10銘柄を紹介していきます。(優待内容は記事執筆時点)
1月の株主優待をもらうにはいつまでに株を買う必要がある?
株主優待をもらうためには、株式の権利確定日の2営業日前に株を持っている必要があります。
2021年1月の権利確定日は1月29日(金曜)であるため2営業日前の1月27日(水曜)に株を購入することで優待が得られます。
休業日になる土日・祝日を挟むと2日前ではなくなるので気をつけましょう。
2021年1月の株主優待10選
これからご紹介する2021年1月の株主優待の銘柄は次の通りになります。
また、東京ドーム(9681)の2021年1月の優待が廃止となったので、銘柄を保有している方や購入を検討していた方は気をつけましょう。
- ダイドーグループホールディングス(2590)
- タカショー(7590)
- 丸千代山岡家(3399)
- 鳥貴族(3193)
- ミサワ(3169)
- クロスプラス(3320)
- 不二電機工業(6654)
- ベステラ(1433)
- シーアールイー(3458)
- アマガサ(3070)
ダイドーグループホールディングス(2590)
ダイドーグループホールディングスは、飲料会社の「ダイドードリンコ」はじめとする複数の子会社を持つ持ち株会社です。
株主優待品の獲得には半年以上の継続保有が必要ですが、1株から受けられる優待もあるので少額投資でもメリットが得られる銘柄となっています。
ただし、ダイドーグループホールディングスの権利確定日は1月20日(水曜)となっているので、1月18日(月曜)までに株を購入する必要があります。
- 6,000円相当の自社グループ商品(半年以上の継続保有):100株以上
- 自社グループの商品を優待価格で購入可能:1株以上
タカショー(7590)
タカショーは和歌山県に本社を置くガーデニング関連の製品の製造・販売をおこなう企業です。
優待は1月と7月に付与され、1月の優待のみプレミアム優待倶楽部の優待ポイントが獲得可能になります。
- 優待割引価格で商品を購入できるカタログ(1月・7月)1冊:100株以上
- プレミアム優待倶楽部の優待ポイント(1ポイント=1円相当)
- 500株以上:3,000ポイント
- 700株以上:4,000ポイント
- 900株以上:5,000ポイント
- 1,000株以上:8,000ポイント
- 2,000株以上:18,000ポイント
- 3,000株以上:35,000ポイント
- 4,000株以上:50,000ポイント
- 5,000株以上:60,000ポイント
丸千代山岡家(3399)
丸千代山岡家は札幌に本社を置くラーメンチェーン店の「山岡家」を運営する企業です。
優待は山岡家、極煮干し本舗、極味噌本舗で使える無料券と北海道産の米のどちらかを選択できます。
- ラーメン無料券またはお米を選択
- 100株以上:2枚または2kg
- 500株以上:4枚または4kg
- 1,000株以上:6枚または6kg
鳥貴族(3193)
鳥貴族は大阪に本社を置く居酒屋チェーン店「鳥貴族」を運営している企業です。
優待は食事券ですが、1月と7月の2回優待券をもらえるので年間の利回りは2倍になります。
- 優待食事券(1月・7月)
- 100株以上:1,000円相当
- 300株以上:3,000円相当
- 500株以上:5,000円相当
ミサワ(3169)
ミサワは20~30代の女性をターゲットにした家具の販売をしている「unico」を運営している企業です。
株主優待はunicoオリジナル商品です。
2019年には、オリジナルタオルセット、オリジナルダンプラ―&ドリップコーヒーバッグセット、オリジナルフラワーガーデンティーセットの3つから選択できました。
- unicoのオリジナル限定商品
- 継続保有期間が3年以上:100株
- 継続保有期間が3年未満:300株
クロスプラス(3320)
クロスプラスは愛知県の本社を置く婦人服・子供服の製造・販売をしているアパレルメーカーです。
優待には抽選が含まれており、100株以上保有の株主から10名、継続保有期間が3年以上の株主から追加抽選で2名、海外旅行券が当たります。
- 自社グループ商品またはクーポン券
- 100株以上:3,000円相当
- 500株以上:5,000円相当
- 1,000株以上:10,000円相当
- 合計12名に当選する海外旅行券(30万円分)の抽選資格
- 100株以上:10名の抽選対象
- 継続保有期間3年以上:追加2名の抽選対象
不二電機工業(6654)
不二電機工業は京都に本社を置く電気制御機器専門メーカーです。
優待はQUOカードですが、継続保有と年2回の優待があるため継続して保有すれば利回りが高まります。
- QUOカード(1月・7月)
- 100株以上:500円相当(※1,000円相当)
- 500株以上:1,000円相当(※2,000円相当)
※継続保有期間が3年以上の場合
ベステラ(1433)
ベステラは工場設備の解体事業を展開している企業です。
こちらの優待もQUOカードとなっていますが、継続保有を考慮しないと不二電機工業よりも1月の優待利回りが高くなります。
- QUOカード
- 100株以上:1,000円相当
- 300株以上:2,000円相当
シーアールイー(3458)
シーアールイーは港区に本社を置く物流施設に特化した不動産会社です。
1月・7月の両方に優待が獲得可能ですが、7月の優待の方がクオカードの額が高くなっています。
- QUOカード(1月・7月)
- 100株以上:500円相当(7月は1,000円相当)
アマガサ(3070)
アマガサは婦人靴を販売している企業で、2020年3月26日に株主優待の新設が発表されました。
初回のみ2020年7月が優待月であり、2021年以降からは1月の優待となっております。
優待内容は自社ECサイト「ジェリービーンズ」の商品1つと新作商品の優先予約の権利になります。
株価は2020年12月時点で300円程度と低位株の水準ですが、ECサイトの商品は一つ5,000円~8,000円程度なので実質的な優待利回りは非常に高いといえるでしょう。
- ECサイトの商品+新作商品の優先予約権:100株以上
まとめ
今回は2021年1月の優待銘柄を紹介しました。
優待を利用するのであれば自分が普段利用している企業から選ぶのがおすすめです。
最後に、2021年1月の株主優待を受け取るためには、2021年1月27日(水曜)までに株を購入する必要があるので忘れずに購入しましょう。
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