【米国株動向】FDA諮問委員会がファイザーとバイオエヌテックのワクチンの緊急使用を推奨

モトリーフール米国本社、2020年12月10日投稿記事より
アメリカ食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、10日にファイザー(NYSE:PFE)とバイオエヌテック(NASDAQ:BNTX)の新型コロナウイルスワクチン、「BNT162b2」に緊急使用許可(EUA)を与えるための投票を行いました。
ワクチンおよび関連生物製剤諮問委員会(VRBPAC)は、独立した業界のワクチン専門家で構成されています。
委員会のメンバーは10日、何時間もかけてファイザーとバイオエヌテックのBNT162b2の申請について話し合いました。
焦点となったのは、ワクチンの安全性プロファイルについてです。
最終的に、「科学的証拠に基づいて、ファイザーとバイオエヌテックのワクチンのメリットは、16歳以上の個人が使用するリスクを上回っているか?」どうかの話し合いとなり、そして、その質問に対する答えとして、17対4で「賛成」が多く投票されました。
これらの賛成票は驚くべきことではありません。
FDAは、BNT162b2の有効性と安全性プロファイルをまとめたブリーフィングドキュメントをリリースしており、これらの文書には、ファイザーとバイオエヌテックのワクチンが初回投与後に52.4%の有効性を示したことが明らかにされています。
今後の流れはFDAに託されています。
保健社会福祉省の長官であるアレックス・アザールは、当局が諮問委員会の勧告後「数日以内に」決断を下すと述べました。
世界は引き続き、この流れに注目しています。
【米国株動向】ファイザーは当初計画されていた半分の量のワクチンを出荷予定
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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Keith Speightsは、ファイザー株を保有しています。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。