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【米国株動向】テラドックのIPO時に1,000ドルを投資していた場合、いくらになっているのか

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、20201119日投稿記事より

遠隔医療サービスを提供するテラドック・ヘルス(NYSE:TDOC)は、2020年に大きく成長しました。

急成長している遠隔医療市場において売上高を伸ばし続けているテラドックの株価は、1月から113%上昇しています。

テラドックの第3四半期(7~9月)売上高は109%増となり、診療回数の合計は前年比206%増となりました。

テラドックは7月に到達した過去最高値から249ドル以上下落していますが、依然として長期投資家に大きなリターンを提供しています。

もし、テラドックの新規株式公開(IPO)時に投資していた場合、現在いくらになっているでしょうか。

1日で50%の利益

投資の観点から見ると、テラドックは簡単なサクセスストーリーではありませんでした。

同社の株価は19ドルで取引開始され、取引初日である2015年7月1日には28.50ドルで取引を終えました。

しかし、そこからの成長に長い時間がかかっており、2018年2月まで40ドル未満で取引されていました。

その後、2019年には約50ドル~80ドルの範囲で取引されました。

そして、テラドックは2020年初めにやっと100ドルを超えたのです。

したがって、1,000ドルで株価19ドル購入していた場合、約53株を購入できたことになります。

これは、記事執筆時点で約9,490ドル相当になっています。

取引初日で購入していたとしたら、35株購入できたため、6,265ドルになっています。

どちらにしても大きく成長していますが、ここで問題となるのは、テラドック株にさらなる上値を追う余地があるかどうかということです。

フォーチュン・ビジネス・インサイツによると、世界の遠隔医療市場は2026年までに1,850億ドル以上の価値に達することが予想されており、それまでの年平均成長率(CAGR)は約23%となっています。

世界的に見ると、同社は中国の平安医好生(Ping An Good Doctor)に次いで2番目に大きい企業です。

BISリサーチのレポートによると、2019年時点で平安医好生は世界市場の40%を占め、テラドックは31%を占めていました。

より多くの市場シェアを獲得

つい最近、テラドックは今後数年で更なる市場シェアを獲得することにつながる第一歩を踏み出しました。

同社は、糖尿病や高血圧などの慢性疾患の在宅管理のスペシャリストであるリボンゴ・ヘルスと合併しました。

リボンゴの監視デバイスのシステムを使用すると、患者は自分の健康状態を把握することができ、必要に応じて医療専門家と連絡を取り合うことができます。

これはテラドックにとって大きなプラスとなります。

もちろん、今年の新型コロナウイルスの感染拡大は遠隔医療市場を後押ししています。

しかし、テラドックは、成長が始まったばかりであると考えています。

テラドックは、新型コロナウイルスの危機がピークに達した第2四半期には、270万回のバーチャル診療があったと発表しました。

第3四半期には診療所などが再開したにもかかわらず、テラドックのバーチャル診療数は280万回に増加しました。

ジェイソン・ゴレビッチCEOは、同社の第3四半期決算発表で「バーチャル診療の継続的な利用率はさらに向上するでしょう」と述べました。

有望な見通し

現在、テラドック株はウォール・ストリートのアナリストの最低予想価格よりも低い価格で取引されています。

アナリスト予想に基づけば、株価は今後12か月で35%増となる可能性があります。

これに加え、同社自身の見通しも好調です。

同社は通年売上高予想を今までの9億8,000万ドル〜9億9,500万ドルから10億ドル以上に引き上げました。

したがって、テラドックのIPOに投資していなくても、心配する必要はありません。

テラドック株が利益を拡大し続けることができる理由はたくさんあります。

成長する市場での確固たる地位、リボンゴとの合併による事業の拡大、そして売上高の増加などです。

そのため、テラドック株を購入する投資家は、将来大きな利益を得ることができるでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Adria Ciminoは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、テラドック・ヘルス株を保有し、推奨しています。

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