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オンラインギャンブルサイトで注目すべき「ドラフトキングス」

出典:Getty Images

2020年に東京でオリンピックが開催されると決まった頃から、日本のカジノ誘致に関して賛成・反対の論議がメディアでも多く取り上げられるようになりました。

賛成派の意見は観光業への好影響を挙げ、反対派の意見はギャンブル依存症や治安の悪化の懸念を挙げているようですが、オンラインでのカジノは、インターネットが普及し始めた1994年頃から始まっています。

その後、1996年からマイクロゲーミング社、クリプトロジック、ボスメディアなど、今では大手といわれるソフトウェア開発会社が初めてオンラインカジノを展開し、初めて世界にオンラインカジノが広まっていきました。

日本にも2010年頃から世界のオンラインカジノの会社が日本語版のサイトを作り、サービスを開始しました。

現在では日本に約50万人、世界には4,000万人ほどのユーザーがいると言われていて、新しいビジネスとしても注目されています。

このオンラインでの賭け事は、近年世界中で流行っていますが、カジノ系のゲームのみではなく、スポーツの賭け事も同様に世界中で流行っています。

今回、ご紹介する銘柄は、そのオンラインにてカジノやスポーツベットを提供している会社です。

盛り上がりを見せるオンラインカジノ、スポーツベッティングで注目すべき企業

Draftkings(ドラフトキングス)

ドラフトキングス(NASDAQ:DKNG)は、2012年にアメリカのボストンにおいて設立され、ライバル会社を買収して規模を拡大しました。

主にオンラインカジノやファンタジースポーツと呼ばれるサービスを提供しています。

このファンタジースポーツとは、実際の選手と成績を元に、自分で選んで作った架空のチームによって試合をして、賭けゲームをするというもので、海外のスポーツファンの間では昔から人気のあるゲーム形式です。

オンラインカジノやオンラインスポーツベットのサイトを運営するには、それらを認可している国からラインセスを発行してもらわなければなりません。

ラインセスを発行している国はイギリス、オーストラリア、マルタ共和国など約20か国あります。

そして、オンラインカジノを運営している会社は2,000以上、オンラインカジノ用のソフトウェア開発会社は数百社あると言われています。

オンラインカジノが合法のイギリスでは、サッカープレミアリーグの約半分のチームスポンサーがオンラインカジノやスポーツベット関連企業になっているほど、大きな市場となっています。

上場後、好調なドラフトキングス社

ドラフトキングスは、2019年12月に上場したばかりですが、企業価値約33億ドルという豊富な資金でスタートしました。

運営している3つのオンライン賭博事業、カジノ、スポーツベット、ファンタジースポーツのうち主力ビジネスとなっているファンタジースポーツは、アメリカ国内では同社とFanDuel社の2社の独占市場となっています。

ドラフトキングスのユーザー数も2017年の800万人から2019年には1,200万人まで増えていて、上場後、好調なスタートと言ったところでしょう。

またオンラインカジノ市場は米国内で年率11%で延びている成長産業となっています。

2020年のオンラインカジノ市場は約596億ドルと、ラスベガスなどの観光産業上でのカジノ市場の約4,000億ドルと比較して半分の市場にも及んでいませんが、2020年になり悪化した新型コロナウイルスの影響で、観光でカジノを訪れる人数が減少し、逆にオンラインで手軽に出来るオンラインカジノの利用者数は伸びていく可能性はあります。

これに伴いドラフトキングスのオンラインカジノ事業が伸びていく可能性も大いにあるでしょう。

ドラフトキングスが運営しているもう一つの事業、スポーツベットは、世界市場の大手10社のうちほぼ全てがヨーロッパの会社で、残念ながらドラフトキングスは上位10社に入っていません。

アメリカ国内でも、スポーツベットが合法なのは全米50州中21州と半分以下の州でしか許可されていなく、今後の政府の規制により国内市場の開拓が出来るか出来ないかがかかってきます。

ドラフトキングス社1年チャート

Motley Fool USAより引用

2019年12月に上場した ドラフトキングスの1年チャートを見てみると、上場した直後は右肩上がりに上昇し、その後、数か月横這いに推移した後、再び60ドル台まで上昇しました。

そして、2020年10月に入り、40ドル台まで下落しています。

まだ上場したばかりとあり、過去の決算書などがない為、読みにくい動きをしているようにも見えます。

コロナの影響が沈静化した後も、オンライン賭博産業は、人々の娯楽の一つとして成長していく可能性は大いにあるでしょう。

ドラフトキングスが運営している3つの事業のうち、スポーツベット以外は大手企業としての位置を築いていると言えるのではないでしょうか。

賭博産業という性質上、各国や各州のギャンブルへの規制が今後の業績にも大きな影響を与えるのも事実ですが、市場自体は延びている産業なので、同社も今後業績を伸ばしていく可能性はあるでしょう。

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