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【米国株動向】長期成長が期待できるビデオゲームセクターの中からトップを走る3銘柄を検証

モトリーフール米国本社、2020105稿記事より

娯楽ビジネスでひと際輝きを放っているのが、長期的な成長への期待も高いビデオゲーム市場です。

調査会社グローバルデータによれば、市場の年間売上高は2018年の約1,310億ドルから2025年には3,000億ドルに達する見込みです。

さらにその後も市場拡大の余地は十分あるとされています。

その中でも投資家が投資対象として注目すべきトップクラスの3銘柄を見ていきます。

テイクツー・インタラクティブ

テイクツー・インタラクティブ(NASDAQ:TTWO)は、過去10年で最も成功を納めたゲーム企業の1つとされていますが、その成長を支えているのが同社最大のヒット作品グランド・セフト・オートV(GTA V)です。

2013年の発売当初はソニーのプレイステーション、マイクロソフトのXboxといったゲーム機版のみでしたが、その後パソコン対応版も発売されています。

ソニーやマイクロソフトの新しいゲーム機発売が待たれる今、GTA Vの新バージョン発売も近いようです。

今後も同社の売上や利益を下支えする可能性の高いタイトルであり、また、ゼロからの開発ではないため新バージョンは開発費用をかなり低く抑えることができます。

新バージョンの発売は、利益率の高いGTAオンラインのユーザー獲得の面からもプラスになるでしょう。

今後5年間の同社業績の最大のけん引役はGTAとなるでしょうが、テイクツーはこの成功のみに甘んじている訳ではありません。

スポーツ分野ではトップクラスのフランチャイズシリーズNBA 2Kがあり、西部劇がテーマのレッド・デッド・リデンプション(RDR)は同社の価値ある資産の1つです。

同社は新たなヒット作を輩出する力のある開発スタジオを複数所有しており、これが同社の強い基盤となっています。

また、モバイル向けゲームの開発や人気が高まっているeスポーツにも積極的である点、オンライン配信やゲーム内課金により利益率が向上している点からも、今後の成長への期待が強く持てる企業です。

グル・モバイル

モバイルゲーム開発を手掛けるグル・モバイル(NASDAQ:GLUU)は、時価総額およそ13億ドルの小型株です。

大手競合に匹敵するような財務面や開発面での資源を持たない同社に投資機会が訪れています。

同社はモバイルゲームに特化し、気楽にゲームを楽しみたい層、特に女性ユーザーの支持を集めてきました。

米国ではモバイルゲームユーザーの約半分を女性が占めており、グローバルのゲーム市場が拡大を続ける中、グルの女性ユーザーからの人気は強みになるでしょう。

第2四半期の業績が期待外れだったことを受け、株価は大きく下げましたが、ゲームセクターへのエクスポージャーを求める投資家には投資機会と捉えることができます。

過去3か月間で株価は25%下落していますが、予想株価収益率(PER)は21倍で買いのタイミングと言えます。株価が高値を更新する可能性も十分あります。

同社の中核となるフランチャイズは堅調な売上を示しており、今後同社の成長をけん引するような新たな作品の開発に資源を投じる余地を生んでいます。

経営陣は遠くない将来に買収を検討する余地があると言及しています。

同社の比較的小さい企業規模は、フランチャイズの新たなヒットが1つ出れば株価上昇に大きく貢献し得るという点で、投資家にはプラスの要素です。

【米国株動向】8月に注目の成長株3銘柄

フーヤ

中国を拠点とするフーヤ(虎牙)(NYSE:HUYA)はゲーム動画配信でトップクラスの地位にあり、急成長中の企業です。

直近四半期の売上は前年同期比で34.2%増、純利益は86.2%増でした。

予想PERは約33倍で、最近の業績や今後の成長余力を考慮するとかなり割安な水準にあると言えます。

フーヤとその最大のライバルであるDouyu(斗魚)の2社の筆頭株主であるテンセント・ホールディングスが両社の合併を計画していると報じられています。

フーヤへの投資には、合併が実現すればテンセントが合併後の新会社を上場廃止にするというリスクを伴う一方で、現在の株価で購入しておけば、上場廃止の際に上乗せされた金額で買い取ってもらう可能性も十分あります。

合併後もフーヤが上場を維持することになった場合には、株価上昇が見込めます。

合併により営業費用の大幅削減が可能になり、さらにユーザーの拡大や事業の収益化の面でプラスの効果も期待できます。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。マイクロソフトの子会社LinkedInの従業員であるTeresa Kerstenは、モトリーフール米国本社の取締役会メンバーです。元記事の筆者Keith Noonanは、グル・モバイル株、テイクツー・インタラクティブ株を保有しています。モトリーフール米国本社は、テイクツー・インタラクティブ株、マイクロソフト株、テンセント・ホールディングス株を保有し、推奨しています。モトリーフール米国本社は、フーヤ株を推奨しています。モトリーフール米国本社は、マイクロソフト株に関するオプションを推奨しています(2021年1月の85ドルのロング・コール、2021年1月の115ドルのロング・コール)。
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