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【米国個別株動向】アンダーアーマーが挑戦する未開拓分野は、なんと「宇宙服」?!

-アンダーアーマーはヴァージン・ギャラクティックと提携して、宇宙旅行者のための次世代の衣料品を生み出す-

モトリーフール米国本社、2019年1月24日投稿記事より

宇宙旅行は、地球上の生活とは全く異なる負荷を人体に与えます。

離着陸の際には強力なGがかかり、宇宙空間では無重力状態になります。

これは、SFの話のように聞こえるかもしれません。

しかし実需があるわけで、宇宙を旅する人々は、この状況を満たすように設計された宇宙服が必要だということが言えます。

それは小さなニッチ市場ですが、今年中にヴァージン・ギャラクティックが一般大衆向けに宇宙旅行を提供する際には、宇宙服に対する需要が高まることでしょう。

かつて宇宙服は、高度な訓練を受けた宇宙飛行士にしか与えられませんでした。

しかし今では、宇宙旅行の高価なチケットを購入することができる誰にでも必要なものになったのです。

アンダーアーマー(ティッカー:UAA)は、この新たなニーズを満たすのにふさわしい材料があると考えています。

同社は、リチャード・ブランソンのヴァージン・グループの一部であるヴァージン・ギャラクティックの「技術的な宇宙服パートナー」として契約しました。

両社はヴァージンの乗客とパイロットのために宇宙服を作るために協力することになります。

アンダーアーマーの宇宙服

私たちのパートナーシップは、共有された価値観の上に成り立っています。

ヴァージン・ギャラクティックの宇宙飛行の際には、アンダーアーマーの宇宙服を着られるという特権を得られるでしょう。」と、ブランソンはプレスリリースで語りました。

デザイナーは、見栄えの良い衣装を作成するだけではなく「安全性、実用性、快適さ」のバランスをとることが必要です。

アンダーアーマーがスポーツの世界で学んだことを活かして、機動性、筋力、フィットネス、栄養、睡眠のあらゆる面で優れた宇宙服を作る必要があります。

アンダーアーマーは、ニューメキシコ州のスペースポート・アメリカ(世界初の商業用宇宙港)にいるヴァージン・ギャラクティックの地上スタッフ用のユニフォームを設計し、エンジニア、宇宙飛行士のトレーナー、そしてミッションコントロールの工作員のための服装を担当します。

性能を向上させるために技術的な限界を押し広げようとするアンダーアーマーの決意に、私は感動しました。

同社のケビン・プランクCEOと彼のチームがこの大きな仕事を受けてくれたことは、私たちにとって大きな喜びでした」とブランソンは言いました。

このビジネスは宇宙服だけにとどまらない

アンダーアーマーは、宇宙観光客に宇宙服を売ることで、同社のビジネスが発展することを期待しています。

これに加え、同社はヴァージン・ギャランティックとのその関連ビジネスから副次的な利益を得ることでしょう。

第一は、もちろん、宣伝です。

最初の商用宇宙飛行はかなりのメディア報道がなされるでしょう。

そして、地球用に最適化されたバージョンの宇宙服を買うことを望む消費者も現れるかもしれません。

第二に、同社は自らが設計した宇宙服がどのように機能するかを見ることで、デザインに関するヒントを得ることができます。

それは、より高性能の運動用ウェアを設計する際に、活かすことができるでしょう。

アンダーアーマーは、非常に長期的な戦略をとっているといえます。

この提携は来四半期の業績に影響を与えず、また次の四半期の業績にも影響を与えません。

しかし、次の変革をもたらす何かを見つけるのに役立ちます。

これは私たちのイノベーションを最高レベルでテストし、人間のパフォーマンスの限界を押し上げる絶好の機会です。」とプランクCEOはプレスリリースで主張しました。

メディアは確かに同社の新製品に注目するでしょうが、これは単なるメディア向けのアピールではありません。

これは、アンダーアーマーがデザイン研究の分野に大胆に取り組む良いチャンスです。

長期的には、宇宙服以外の同社製品の進歩につながる可能性があると思われます。


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