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その買い判断は大丈夫?投資家が囚われやすい心理、「バンドワゴン効果」とは

株式の購入を検討する時、何を参考にしているでしょうか。

業績を見て決める方も多いと思いますが、他の人の評価や見解を参考にして決めている方も少なくないかと思います。

やっとの思いで約定した株価が値下がりし続け、やっと損切りを決意したと思えば後になって底だと判明。

結局高値掴みをして底で売ってしまったというエピソードは、なぜかよく聞く話です。

ここでは投資家の心理と価格の値動きを理解するのに知っておきたい「バンドワゴン効果」をご紹介します。

バンドワゴン効果とは

バンドワゴン効果とは、人気なものがさらに人気となってしまう効果のことです。

バンドワゴンとは「楽隊車」を意味します。

バンドワゴン効果については以下のようなストーリーがあります。 (ストーリーはオリバー・べレス著の「デイトレード」を参考にしています)

数人の人たちが楽隊車の後で楽しそうに心地良い音楽を楽しんでいます。

それを見た人たちが「楽しそうだ、参加してみよう」と集まり始め、音楽を楽しむ人たちが少しずつ増えていきます。

それを見た最初から楽しんでいた人たちは、もう十分に楽しんだとバンドワゴンのお祭りから降りました。

バンドワゴンを囲む人たちはさらに増していき、人の多さが目立つようになりました。

さらに人が人を呼び寄せます。そしてあまりの群衆の多さから、バンドワゴンはついにストップしてしまいます。

ストップしたバンドワゴンのお祭りに参加するのは容易なことです。次々と周りに群がる群衆は大きくなります。

バンドワゴンの役割は前に進むことです。

次々に乗ってくる人々、前で進路を塞ぐ者をバンドワゴンはなんとかして前に進もうとします。

その結果、その行列の人々を振り払うために暴れ馬のように動きはじめました。

心地よかった雰囲気は一瞬のうちにして天と地をひっくり返れたように変わります。

いき過ぎた相場や旨味が終わりかけた相場がどうなるかはわかるでしょう。

暴れ馬のように動き回るバンドワゴンに跳ねられてしまう人、振り落とされてしまう人が大勢出てきます。

周りの人たちが逃げ惑う中、それでも暴れ馬のように暴走するバンドワゴンに必死にしがみつく人たちもいます。

しかし必死にしがみついている人も、あまりの激しい動きに耐えられず手を離してしまい、地面に叩きつけられてしまいます。

誰もが寄り付かなくなったバンドワゴンは本来「前に進む」という役割を果たせるようになりました。

すると軽快に動き穏やかになったバンドワゴンに近づき乗り込む者たちが出てきました。

彼らは最初にバンドワゴンに乗り途中で祭りから退場した人たちでした。

彼らは「また面白いことが起きるぞ!祭りはこれからだ!」といい、音楽を鳴り響かせ共に楽しみます。

そうするとまたその光景を目の当たりにした群衆たちが次々とやってくるのでした。

バンドワゴンの惨劇の被害者にならないようにするには

以上が高値掴みをしてしまい、底で売ってしまう投資心理の一つのバンドワゴン効果でした。

楽観的な中で暴落が発生しやすいと言われているのも、バンドワゴン効果の一つと言えるでしょう。

バンドワゴンの被害者にならないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。

対策としてメンタル面、投資スタイル、資金管理の面で対策することができます。

  • 乗り遅れるなという焦りの感情に気付き、冷静になる
  • 目先の利益を見据えた投資は控える
  • 購入資金を数回に分けて投資する

購入資金を数回に分けて購入する方法は、ドルコスト平均法と言いますが、メリットとデメリットがともに存在するので理解しておく必要があります。

ドルコスト平均法とは?今さら聞けない基本的な投資方法について解説

バンドワゴン効果を意識しておくことで、余計なリスクを回避できる可能性が高くなり、より自身の投資スタイルの一貫性を保つことができるようになるでしょう。

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