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【米国個別株動向】テスラのモデル3がヨーロッパへ進出

モトリーフール米国本社、2019年1月21日投稿記事より

テスラ(ティッカー:TSLA)のCEOであるイーロン・マスクが「生産地獄」と呼んだモデル3生産立ち上げの問題を解決した後、モデル3の製造は2018年後半に大幅な改善がなされました。

昨年の第3四半期と第4四半期の納車台数は、それぞれ55,840台と63,150台でした。

これらの出荷台数は、2018年前半の合計約26,000台の出荷台数から、大幅に増加したのです。

モデル3の生産台数と納入台数の増加は、テスラの利益拡大に貢献しました。

なお、これは北米でのより高価なハイエンドモデル3の納入を優先することによって達成されました。

しかし、北米に限っていえばハイエンドモデル3の市場はそれほど大きくありません。

ラッキーなことに、テスラは廉価版を市場に投入する前に、ハイエンドモデル3を販売できる世界市場を有しています。

その市場の1つはヨーロッパです。

ヨーロッパへの進出

ブルームバーグは、オランダの規制当局がモデル3の欧州での販売についての許可を出した、と報じました。

これは、テスラが2月までにハイエンドモデル3の納入をヨーロッパ市場に拡大する計画が、順調に進んでいることを示唆しています。

テスラはヨーロッパ市場について楽観的です。

経営陣は同社の第3四半期株主報告書において「ヨーロッパの中型プレミアムセダン市場は米国の同じセグメントの2倍を超える規模である」と述べています。

これは、ヨーロッパにおけるテスラのハイエンドモデル3の販売に期待が持てる発言です。

そして、米国で44,000ドルから購入できるモデル 3の販売を進めることは、同社の中国への進出につながると思われます。

同社の1月2日の四半期ごとの自動車生産と納入に関する最新情報によれば、同社は2月にモデル3の販売を中国で拡大する計画があると語りました。

規模の経済性をつきつめる

テスラのハイエンドモデル3バージョンの世界的な拡大は、最終的にその廉価版である35,000ドルのバージョンを発売することができることを目指しています。

マスクは、先週ブログに掲載された従業員への書簡で以下のように述べました。

テスラは、今後数カ月以内にモデル3の歩留まりを上げ、製造技術を大幅に改善する一方で、経費の削減を行う必要があるだろう。

そして、テスラが、標準インテリアのモデル3を35,000ドルで製造するのに必要な規模の経済を達成し、それでも実行可能な企業であるためには、大量生産と製造設計の改善が不可欠だ。

北米での販売の勢いが、ヨーロッパや中国でも発揮されるのであれば、期待を上回ることになります。

というのも、モデル3は、昨年米国で最も売れた高級車であり、その他に、テスラの超高級車とSUVも売れました。

今、テスラは飛躍しようとしています。


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