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【米国株動向】ウェイスト・マネジメントに注目すべき3つの理由

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020928日投稿記事より

S&P500指数は3月23日に底を打ってから、9月2日に最高値を更新するまでの6カ月弱の間に60%以上も上昇しました。

それ以降は状況がやや不安定になり、S&P500指数は最高値から約9%下落しています(執筆時点)。

市場が急落した背景には、景気減速の長期化への懸念、新型コロナウイルス感染者数の増加、予想よりも高水準の失業者数などが挙げられるほか、単に米国株が割高だったとも考えられます。

長期の投資家は株式を売却するより購入する機会のほうが多いので、市場の調整局面は購入の良い機会です。

配当のある安定した企業の株式を選ぶことでポートフォリオを強化し、副収入を得ることもできます。

筆者がウェイスト・マネジメント(NYSE:WM)がこの性質を有し、注目に値すると考える3つの理由は以下の通りです。

1.成長産業でのリーダー

ウェイスト・マネジメントは紛れもなく、米国の廃棄物処理業界のリーダーです。

同業4位のアドバンスト・ディスポーザル(NYSE:ADSW)を3億ドルのディスカウントで買収することは、この地位を揺るぎないものにするでしょう。

同社は、人口増加に伴うごみやリサイクルの増加という非常に強い追い風から恩恵を受けています。

事業規模と範囲の大きさから、同社はごみ収集・運搬・廃棄といった一連のバリューチェーン全体をカバーすることが可能です。

また、運搬車両からの排出ガスを減らし、ごみ処理地がサービス地域にもたらす影響に対処することで、環境に配慮した形で事業運営を行っています。

環境・社会・企業統治を重視した経営を行う企業への投資(ESG投資)の増加や、廃棄物処理産業に特有の危険な状態や安全性への懸念を考慮すると、現在や将来の経済における需要や嗜好に合わせて、同社は順調に事業を伸ばすことができる良い位置にあるように見えます。

2.強靭で一貫したパフォーマンス

景気後退時でもウェイスト・マネジメントが成長すると考える理由は多くあります。

まず、同社は厳しい市場環境下でも一貫して良好なパフォーマンスをあげてきました。

株式市場全体のリターンがマイナスとなった2000年、2001年、2008年、2018年でも、ウェイスト・マネジメントはプラスのトータル・リターンを創出しました。

景気が鈍化すれば同社も打撃を受けるものの、同社のサービスには常に一定の需要があることから、下振れリスクは限定的です。

2020年以降は事業が鈍化する中、上期の売上高は前年同期比で5%弱の減少にとどまっています。

また、同社は2020年の総売上高を2019年から4-5%の減少、営業EBITDA(支払い利息・税金・償却控除前利益)に基づく営業利益率を昨年とほぼ同水準と見込んでいます。

業績低下が最小限である背景には、幅広い業界にわたる多様な顧客基盤が挙げられ、一部の事業分野ではパンデミックの影響は限定的です。

同社の事業は、商業向け、住宅向け、産業向け等のごみ回収や埋め立て地管理、中間処理施設運営、リサイクル、その他といった分野にわたりますが、各部門の2020年上期の売上高はいずれも全体の23%以下にとどまっています。

さらに、いずれの部門の売上高も前年からの減少率は8%以内です。同社は、困難な環境下でも上手く事業運営を行う能力があることを改めて示しています。

3.配当は増加

同社は配当を増やしており、2020年の四半期配当は2019年比で6%超増加しました。

2004年以降で配当は3倍に増え、過去5年間の年平均成長率は約6%となっています。配当利回りは執筆時点で2%です。

頼りになる企業

ウェイスト・マネジメントの業界を先導するポジション、事業の成長性、景気低迷の中での強靭な業績、市場を上回るパフォーマンス、配当の増加は、同銘柄を選ぶ十二分な理由となるでしょう。

市場の暴落を懸念する投資家、またはポートフォリオを補強するために単に安全で信頼できる企業を探している投資家は同社に注目すべきでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Daniel Foelbarは、ウェイスト・マネジメント株を保有しています。モトリーフール米国本社は、ウェイスト・マネジメント株を推奨しています。
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