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【米国個別株動向】スターバックスがUber Eatsとの提携を複数の大都市で展開

出典:Getty Images

-マイアミでの試験的なプログラムが成功した後、スターバックスはウーバー・イーツとの提携を他の大都市へと広げている-

モトリーフール米国本社、2019年1月22日投稿記事より

スターバックス(ティッカー:SBUX)は、マイアミで開始した試験的な配達計画を、6つの都市に拡大しています。

ウーバー・イーツとの提携を通じて、サンフランシスコで配達サービスの提供を開始し、今後数週間で、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、ニューヨーク、ワシントンDCの一部の店舗において配達サービスを開始する予定です。

スターバックスによると、顧客はカスタマイズした飲料を含むメニューの95%以上の商品を注文でき、それらを30分以内に配達してもらえます。

同社によれば、春までに7都市の25%の店舗において配達サービスを実施する予定です。

同社はまた、今月末にロンドンでスターバックス・デリバーズと名付けたサービスをテストする予定です。

ウーバー・イーツはヨーロッパでも配達サービスのパートナーになると思われます。

同社はプレスリリースで以下のように述べています。

米国内では、スターバックス・デリバーズに対する需要は未開拓であることを知っています。

しかし、私たちは、店舗内外でお客様に最高の体験を提供していきたいと思います。

スターバックスは中国で成功できるか?

なぜ配達サービスに力を入れるのか

競争の激しい市場では、多くのレストランチェーンが売上高を増加させるためのツールとして、配達サービスを利用しようとしています。

スターバックスのみがウーバー・イーツと契約を締結している唯一の主要企業ではありません。

マクドナルドもウーバー・イーツと提携しています。

しかし、スターバックスは、単にウーバー・イーツの技術に頼っているわけではありません。

スターバックスCOOは以下のように述べています。

私たちは過去の配達実験から重要な知見を得ており、自身の技術をウーバー・イーツの技術と統合しています。

ウーバー・イーツが弊社の地域にサービス展開できないとき、私たちは自分自身で顧客向けに配達を行います。

配達サービスは、米国とヨーロッパに限定されません。

同社はすでに11のグローバル市場で何らかの配達サービスを提供しており、今年はその規模の拡大を計画しています。

同社は、世界規模のオンラインフードデリバリーを950億ドルの成長機会と捉えており、その市場は2023年まで毎年11%以上成長すると予測しています。

店舗の成長が最も著しい市場である中国において、スターバックスは、Ele.meプラットフォームを持つアリババと提携しています。

そして、北京および上海のすべての拠点、ならびに他の11都市の店舗からの配達を行っています。

第4四半期の決算発表の際、同社は「中国のチームは、スターバックス・デリバリーズを30都市の2,000店舗以上で展開するために、これまでにないペースで作業を進めている」と述べました。

米国では、配達サービスの利用に2.95ドルの手数料がかかります。

注文はウーバー・イーツ・アプリを通して行います。

スターバックスはまた、東京のいくつかの店舗からの配達サービスを開始し、香港、インド、インドネシア、シンガポール、ベトナム、チリ、コロンビア、メキシコで配達サービスをテストしています。

新しいサービスの模索

スターバックスは、米国における配達サービスの試験的なプログラムを、店舗が偏在する人口密集都市に限定してきました。

初期の結果では、配達サービスが徐々に売り上げを伸ばしていることが明確に示されています。

しかし、同社は実行方法を引き続き検討する必要があると考えています。

たとえば、店頭と配送先の顧客のニーズのバランスをとるには、データを収集し、人員配置、在庫などの注文パターンを把握する必要があります。

スターバックスは、米国で配達サービスをさらに進めることを計画しています。

しかし、そのペースは非常に慎重です。慎重なペースで計画を進めることで、間違った選択を避けながら、大きなチャンスを掴もうとしています。