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コネクティッド・フィットネスとは?代表的企業「ペロトン」は安泰か

コネクティッド・フィットネスというキーワードが、健康志向の方やヘルステック分野の中で話題です。

コネクティッド・フィットネスとは、スマートフォンやウェアラブル機器(スマートウォッチなど)を使い、体調や運動したデータをオンラインで管理、自宅にいながらフィットネスジムのレッスン参加ができるなど、デバイスや世界とつながるフィットネスのことです。

特に今はコロナの影響でスポーツジムに通うにもマスクをしたり、消毒をしたり、体温を検査したりと煩わしくなってしまったことは否めないでしょう。

コネクティッド・フィットネスなら、在宅で最新のヘルステックで体調管理をしながら、健康的な生活を追い求めることができます。

そんなコネクティッド・フィットネス関連の銘柄で注目を集めているのが、ペロトン・インタラクティブ(NASDAQ:PTON)です。

健康志向とコロナの影響で時流に乗っており、注目されている企業です。

しかし、Amazonをはじめ、ペロトンの立場を脅かす動きもあります。

コネクティッド・フィットネスがなぜ支持されているのか

ペロトン・インタラクティブは、コネクティッド・フィットネスの代表的企業です。

何故、ペロトンが支持されているのでしょうか。

日本でも在宅で運動不足に悩んでいる人は増えています。

リモートワークの普及や、外出する機会が減ったことに伴い、YouTubeなどの動画サイトでフィットネス動画を見ながら運動する人もたくさんいます。

そのような流れを見れば、ペトロンのようなビジネスが流行する理由は想像しやすいと思います。

忙しい現代人は、通うタイプのジムに入会しても、なかなか運動が続けられず、結局退会してしまうというケースも珍しくありません。

しかし、コネクティッドフィットネスならば、自宅で気が向いた時にすぐに運動できます。

しかもオンラインでつながったコミュニティやインストラクターがいるため、運動を続けるモチベーションも保つことができます。

孤独な在宅フィットネスを変えたことが、コネクティッド・フィットネスが支持された理由ではないでしょうか。

自宅でもフィットネス「ペトロン・インタラクティブ」

ペロトン・インタラクティブのビジネスの柱は2つあります。

ひとつは自宅でも運動できるエアロバイクの販売、もうひとつはオンラインでエクササイズ動画を受講できるサブスクリプションサービスです。

そんなビジネスモデルから、「エクササイズ界のネットフリックス」とも呼ばれています。

ペロトンのサービスは単にエアロバイクを販売するだけではなく、カリスマのインストラクターのレッスンで、他の参加者達とつながりながら運動する体験までがセットになっています。

文字通りペロトン・インタラクティブはコネクティッド、つまりインストラクターとの繋がり、他の参加者との繋がりを通した体験を提供しているサービスに他なりません。

インタラクティブとは相互作用という意味ですが、まさに名が体を表しています。

またバイクが主力ではありますが、トレッドミルやストレッチ、ヨガなどレッスンの幅も充実しています。

健康志向の追い風で業績も伸びている

(ペロトンIRより引用)

ペロトンは健康志向の追い風もあり、業績は年々伸びています。

2019年、2020年の売上をみても、1Qから4Qまで前年同期比での売上をそれぞれしっかりと上回っています。

そして安定収益のサブスクリプションも右肩上がりで上昇中です。

利益率の高いエアロバイク販売と、サブスクリプションの組み合わせによって、安定した利益がとれるビジネスモデルになっています。

そこに時流が重なり、ペロトン・インタラクティブは今では全米でもクールなブランド・企業として認知されるだけでなく、ビジネスとしても成功したのです。

噂のアマゾンプライムバイクはサイトから削除

一方で、ペロトン・インタラクティブのビジネスモデルは、競合サービスの登場も懸念されました。

例えばAmazonが、ペロトンの提供するエアロバイクと類似したバイクをつくり、ペロトンと似たようなサービスを展開するのでは、という観測がありました。

Amazonがエシュロンというメーカーと組んで、ペロトンのバイクより安価なものを販売するというニュースです。

しかし、この話は結局立ち消えとなりました。

この話が立ち消えとなった後、ペロトンの株価は1日で約10%以上も上昇しました。

ペロトン・インタラクティブの地位が当分は盤石であろうという市場の評価です。

競合サービスの登場は不安視されるも、まだまだ安泰

ペロトンのビジネスモデルは、エアロバイクやアプリなどのハード面では真似されやすいビジネスモデルと言えます。

今回のアマゾンプライムバイクも、ペロトンの強力なライバルになるのではという懸念が市場関係者の間で飛び交いました。

もちろんペロトンが育ててきたブランドイメージやコミュニティは一朝一夕では育てられません。

しかし、他のブランドも時間をじっくりかけ、安価で似たようなサービスを生み出せないわけではありません。

ペロトンの主戦場であるコネクティッド・フィットネス市場自体は伸びているものの、競合サービスとのシェアの奪い合いに関しては、投資を検討するにあたり気をつける必要はあります。

ただ市場は現在ペロトンを評価しており、競合サービスの存在も見え隠れするとはいえ、まだまだペロトンのシェアが奪われるような状況ではないようです。

チャート的にも右肩上がりの状況が続いており、2020年秋の段階では順張りで投資しやすい銘柄と言えます。

順張りの成長株投資が好みそうなストーリー、ファンダメンタルズ、チャートが揃っているため、投資戦略に合う場合は、買い候補の銘柄のひとつとしてリストアップできるのではないでしょうか。

【米国株動向】ペロトンは、その契約者ベースを100倍に拡大できるとの期待

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