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市場平均を上回るリターンを狙える!?アクティブ運用について解説

出典:Getty Images

投資信託は資産運用初心者におすすめできる金融商品の一つです。

投資信託の銘柄を選ぶ時に、「株式」「債券」「金」といった資産の種類や、「国内」「先進国」「新興国」といった地域に注目する方は多いです。

たしかに資産の種類や地域も大切な要素ですが、肝心の運用方法を見逃してはいけません。

運用方法によって得られる資産運用のリターンは大きく変化します。

今回は投資信託の銘柄選びのポイントの一つである運用方法の一つである「アクティブ運用」に関して、パッシブ運用と比較しながら説明していきます。

ぜひ投資信託の銘柄選びの参考基準にしてみて下さい。

アクティブ運用とは?

アクティブ運用とは、市場平均を上回る高いリターンを実現するための運用方法です。

アクティブ運用における投資対象となる資産選定には、「グロース投資orバリュー投資」

「トップダウン・アプローチorボトムアップ・アプローチ」「大型株or小型株」という3つの視点があります。

これらの視点から、ファンドマネジャーと呼ばれる資産運用のプロが投資家から集めた資産を運用してくれます。

ファンドマネジャーは豊富な知識や経験に加えて卓越した投資技術を持ち、一般人ではアクセスできないような最新情報を利用できるのが強みです。

アクティブ運用と比較されるパッシブ運用との違い

次に、アクティブ運用と比較されるパッシブ運用との違いについて説明していきましょう。

簡単に両者の違いを説明すると、「プロの手腕に任せるアクティブ運用」と「市場平均に任せるパッシブ運用」に分けることができます。

パッシブ運用はインデックス投資と呼ばれることもあり、日経平均株価やTOPIXといった株価指数と連動するように資産運用するのが特徴です。

手数料に注目すると、運用にかかる手間が比較的少ないパッシブ運用の方が有利になりがち。

これは、アクティブ運用は市場平均を上回るリターンを狙うために、優秀なファンドマネジャーを雇ったり、情報収集にお金をかけたりするため運用にコストがかかるからです。

その反面、良質なアクティブ運用型投資信託を選ぶことができれば、市場平均を上回るリターンが狙えるという魅力があります。

アクティブ運用のメリット

先に触れたとおり、アクティブ運用のメリットは市場平均を上回る高いリターンを狙える可能性があるという点です。

市場には株価が高騰するバブルの発生がありますが、すべての投資家がその恩恵を得られるわけではありません。

ファンドマネジャーの高度な分析により、過小評価されている企業や大きな成長が見込める企業へ投資し、バブルの恩恵が受けられます。

腕の良いファンドマネジャーが運用するアクティブ運用型投資信託で資産運用することができれば、年間15~20%といった非常に高いリターンの実現が可能です。

アクティブ運用のデメリット

アクティブ運用のデメリットは、「パッシブ運用と比較し手数料が割高」「パッシブ運用の成績を上回れない場合もある」という2点です。

パッシブ運用よりも手数料が割高になりがちな理由は先に触れたとおり、優秀なファンドマネジャーを雇ったり、情報収集にお金をかけたりする必要があるからです。

さらに、パッシブ運用よりも高い手数料を払ったからといって、運用成績がパッシブ運用を上回るかといわれると必ずしもそうではありません。

むしろ、長期運用になればなるほど、パッシブ運用の方が利回りが高くなるという指摘も多いです。

アクティブ運用型投資信託での資産運用をするなら、手数料や過去の運用成績といった項目に加えてファンドマネジャーの能力も判断材料にする必要があります。

ファンドマネジャーの能力は、運用レポートに目を通し、結果だけでなくどのような過程を踏んだのかをチェックして判断しましょう。

つみたてNISAにはアクティブファンドが少ない

つみたてNISA(少額投資非課税制度)は税金面でお得な資産運用をする上で逃せない制度です。

つみたてNISAは金融庁が設定する条件をクリアした銘柄のみが投資対象となっています。

そのため、手数料が高すぎる銘柄はつみたてNISAで販売することができません。

現状、アクティブファンド17銘柄に対し、インデックスファンドは141銘柄が投資対象となっています。(2019年1月現在)

投資対象となる銘柄が少ない分、迷いにくいと捉えることができるかもしれません。

短期・中期で運用したいならアクティブ運用

では、どのような方アクティブ運用はおすすめなのでしょうか?

それは短期・中期での資産運用を考えている方です。

具体的には5年以下の期間での資産運用を指します。

アクティブ運用は市場平均を上回るリターンを狙うという特性から、市場が落ち込んでいる時でも影響を受けずに「一人勝ち」ができる可能性があります。

実際に人気のアクティブ運用型投資信託の「ひふみ投信」は、2013年~2018年の5年間で好成績を維持しました。

手数料が高くなりがちなので長期になるほど不利になってきますが、短期~中期での爆発力はロマンがありますよね。

アクティブ運用は特に上げ相場に強いので、時期を見て購入してみると良いでしょう。

長期で運用したいならパッシブ運用

10年以上時間をかけてじっくりと資産運用をしたい方にはパッシブ運用をおすすめします。

理由は、資産運用が長期になればなるほど、手数料の分アクティブ投資が不利になるためです。

実際につみたてNISAの対象銘柄で手数料を比較してみると、アクティブ運用は1%前後の手数料の銘柄が多いのに対し、パッシブ運用は約半数が0.3%以下の手数料となっています。

短期~中期の運用ではそれほど気にならない手数料ですが、長期運用で積み重なってくると大きな差になりますので見逃せません。

まとめ

「アクティブ運用はパッシブ運用に勝てない」という指摘はよく耳にします。

たしかに平均リターンで比較するとパッシブ運用が優勢です。

しかし、良質なアクティブ運用型投資信託もあり、それを見つけ出すことができれば大きなリターンが得られるのもまた事実。

あなたの資産運用スタイルにあった運用方法の選択のお役に立てれば幸いです。