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【米国株動向】デジタルトランスフォーメーションの波に乗り成長を続けるアドビ

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020917日投稿記事より

クリエイティブソフトウェアを開発・販売するアドビ(NASDAQ:ADBE)の株価は、第3四半期(6-8月)決算発表前に上昇し、年初来の上昇率は47%に達しています(執筆時点)。

デジタル世界への依存度がかつてなく高まる中、多くの組織がアドビのソフトウェアを必要としています。

デジタルトランスフォーメーションを収益化

2020年度第3四半期の売上高は前年同期比14%増の32億3,000万ドル、純利益は同20%増の9億5,500万ドルとなり、1株当たり利益(EPS)は自社株買いにも支えられて22%増加しました。

パンデミックの影響により一部の事業の業績が振るわなかったにもかかわらず、多くの新規顧客がサービスを購入したため、粗利益率は86.8%、純利益率は29.6%となり、いずれも前年同期比で上昇しました。

大黒柱のデジタルメディア部門は、クリエイティブソフトウェアの売上高が前年同期比19%増の19億6,000万ドルとなったことを主因に、前年同期比の増収率が19%となりました。

同部門のドキュメントクラウド(電子署名サービスを含む)の売上高も同22%増の3億7,500万ドルと好調でした。

一方で、電子商取引管理や顧客分析などを含むデジタルエクスペリエンス部門は、前年同期比2%増の8憶3,800万ドルと、会社全体の増収率を押し下げました。

ただし、広告販売料金の下落の影響を受けたクラウド広告事業を除外すると、同部門の増収率は14%となります。

アドビの着実な成長はまだまだ続く

アドビは、様々な企業が近代的で収益性の高い事業運営形態に移行する後押しをしています。

第3四半期の好調な決算は、デジタル世界の重要性を示す証です。

経営陣は第4四半期の業績について、季節的な顧客活動の活発化によって増収率が加速すると述べています。

具体的には、デジタルメディア部門が前年同期比18%の増収、デジタルエクスペリエンス部門が同1%の増収(広告を除くと12%の増収)となり、総売上高は前年同期比12%増の33億5,000万ドルになると予想されています。

この売上高ガイダンスは、EPS成長率が147%(一時的要因調整後は15%)となることを示唆しています。

52億6,000万ドルの現金および現金等価物に対して負債は41億2,000万ドルと少なく、困難な年にもかかわらず成長し続けるアドビは、デジタルトランスフォーメーションにおける中核的な役割を担い続けており、成長を続けるデジタル経済に投資するための最善の選択肢の1つとなっています。

【米国株決算】アドビシステムズの最新決算情報と今後の株価の推移

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Nicholas Rossolilloは、アドビ・システムズ株、セールスフォース株を保有しています。モトリーフール米国本社は、アドビ・システムズ株、ドキュサイン株、セールスフォース株を保有し、推奨しています。

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