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【米国株動向】ロッキード・マーティンに注目

出典:LOCKHEED MARTIN

モトリーフール米国本社、2020年9月26日投稿記事より

ロッキード・マーティン(NYSE:LMT)の株価は好調です。

同社の株価は過去5年間で85%も上昇しており、S&P500を20ポイントも上回っています。

防衛産業において世界最大の同社は、素晴らしい製品群を抱えています。

ペンタゴンの予算が拡大されてきたことが、株価の追い風となってきました。

しかし、今後防衛予算が削られると、株価が下落する可能性があります。

さて、現在は同社の株式を買うのに良い時期なのでしょうか?

ロッキード・マーティンの分析を行い、現時点で買いであるかどうかを考えていきたいと思います。

品揃え豊富な製品群

ロッキード・マーティンは、同社に安定した売上と利益をもたらすF-35(ステルス多用途戦闘機)のメーカーとして知られています。

F-35は、同社とその下請け業者に1兆ドル規模の売上をもたらします。

同社は、F-35だけの会社ではありません。

ロッキード・マーティンは、音速の5倍の速度で移動する超音速ミサイル開発のリーダーです。

米国は、次世代ミサイルで中国とロシアに遅れをとっているかもしれないという懸念をもっています。

ですから、ロッキード・マーティンは米政府から大いに期待されています。

同社はまた、北朝鮮の脅威に対抗するために配備されたTHAADミサイル迎撃システムの製造を含む、大規模なミサイル防衛事業を行っています。

つまり、主要な宇宙事業の請負業者なのです。

また、そのヘリコプターは、陸軍の半分のシェアを占めています。

ロッキード・マーティンは、合計1,500億ドルの受注残で第2四半期を終了しました。

同社には、M&Aや5Gネットワ​​ーキングへの参入の可能性など、さらなる成長の可能性があります。

ロッキード・マーティンのリスク

ロッキード・マーティンの株価はこの5年間好調でしたが、2020年は横ばいです。

これは、大統領選挙の年だからです。

COVID-19が政府の財源に負担をかけているため、ペンタゴンの予算が削られる可能性があります。

そうなると、業界全体の成長率が脅かされます。

ペンタゴンの予算が削られた場合、支払いの遅延が発生する可能性があります。

ロッキード・マーティンの受注残に現金が支払われることは間違いありませんが、今後の成長を保証することはできません。

なお、ロッキード・マーティンは、ペンタゴンが計画している5,000億ドルの核兵器の更新などに対する優先権を持っていません。

同社の好調な売上には潜在的なリスクもあります。

たとえば、今月初めに空軍が密かに次世代の戦闘機を製造したことがわかりました。

ロッキード・マーティンがその戦闘機のパートナーであるかどうかは不明です。

もし、同社がパートナーに選ばれておらず、その戦闘機の性能が期待を上回るものであれば、F-35の売上に影響を与える可能性があります。

ロッキード・マーティンは注目すべきか?

同社は、今後数年間にわたって安定した業績を出すものと思われます。

同社の受注残は、将来の売上高目標が達成されることを保証します。同社はまた、2.4%の配当利回りを提供しています。

しかし、潜在的なペンタゴンの予算削減を考えると、ロッキード・マーティンの株価が過去5年間と同じほど、今後5年間良いパフォーマンスを残すとは思えません。

私たちは、ロッキード・マーティンを注意深く見守る必要があるでしょう。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Lou Whitemanは、ロッキード・マーティン株を保有しています。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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