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ワシントンでは予算争いが起きていますが、海軍の最優先予算については例外となっています

出典:Getty Images

モトリーフール米国本社、2020年9月22日投稿記事より

民主党が過半数を占める下院が提出する法案について、共和党はほとんど気にしていません。

民主党は海上防衛予算を承認したが宇宙防衛の予算は却下

下院歳出委員会は、これまで通りの継続的決議を発表しました。

これは、政府の会計年度が9月30日に終了した後でも、現在の割合で米軍に資金を供給し続けられることを意味します。

国防総省とホワイトハウスの優先事項には、宇宙軍や核の改修など様々なものがあります。

しかし下院は、海軍が「コロンビア級潜水艦の調達について契約を結ぶ」にあたり16億2,000万ドルの支出を承認するのみにとどまりました。

当プロジェクトはおそらく史上最も高価なプロジェクトとなります。

この潜水艦は、コネチカット州の電動ボート施設で製造される予定です。

「陸上発射型核ミサイル」「核ミサイル武装潜水艦」「戦略的航空機」で最も重要なのは何か?

今後数年間で、軍事支出は頭打ちになることが予想されます。

そのため、国防総省はいくつかの困難な選択をしなければならないでしょう。

軍事計画立案者は、コロンビアプロジェクトが世界の核抑止戦略に貢献すると考えています。

現世代のオハイオ級潜水艦は寿命が近づいています。核燃料がなくなるため、コロンビアプロジェクトは特に重要です。

米国防総省は、弾道潜水艦を米防衛戦略に不可欠であると考えています。

なぜなら、この潜水艦があれば、米国が攻撃されたとしてもいつでも報復できるからです。

しかし、コロンビア級潜水艦の配備が遅れた場合、米国の核の抑止力は若干弱まることが予想されます。

海軍が2031年までにコロンビア級潜水艦の配備ができなかった場合、米国防総省は核の抑止力を維持するために必要な潜水艦の数を確保できないことになります。

コロンビアプロジェクトは国防予算戦争の勝者です

ジェネラル・ダイナミクス社は、防衛関連銘柄の1つです。

継続的なコスト圧力と造船努力により、同社はコロンビアプロジェクトへの参加を切望しています。

このプロジェクトは、核抑止の切り札です。

なお、新しいB-21爆撃機の開発と大陸間弾道ミサイルであるミニッツマンの請負業者であるノースロップ・グラマン(NYSE:NOC)も、同時にその責任を負っています。

海軍は、コロンビアプロジェクトに抵抗することはなく、調達と開発を加速しています。

そして、11月の大統領選でどちらの候補が勝とうとも、その流れを止めることはできません。

コロンビアプロジェクトだけでは、ジェネラル・ダイナミクス社の株価を上昇させるのに十分ではありません。

同社は、ガルフストリームのビジネスジェットユニットの問題を解決する必要があります。

また、潜水艦の開発プロジェクトが利益を生み出すには数年かかります。

しかし、コロンビアプロジェクトはジェネラル・ダイナミクス社の唯一の希望です。

投資家は、同社が他社との競合に巻き込まれないよう注意しておく必要があります。

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免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者Lou Whitemanは、ジェネラル・ダイナミクス株を保有しています。モトリーフール米国本社は、記事で言及されている株式を保有していません。

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