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NYダウの週報(9月21日週)と来週の見通し

25日のNYダウは、前日比358.52ドル高の27,173.96ドルで取引を終了。

ただ、週間では483.46ドルの下落となりました。

欧州で新型コロナウイルスが再拡大していることや、追加の景気対策の進展が見られないことが嫌気されました。

イギリス政府が、21日に関連規制の強化をすると発表。

経済の悪影響への懸念から欧州株式市場が大きく下げ、米国市場でも景気敏感株を中心に売りが優勢になりました。

米国でも中西部を中心に新型コロナウイルスの感染者の拡大傾向が見られており、制限装置を導入した州も出ています。

再びロックダウン(都市封鎖)が実施されるのではないかとの警戒から、市場はリスク回避の雰囲気を強めているのです。

また11月の米大統領選に向けた政治的不透明感がある中、追加の経済対策も依然として協議が難航しています。

ただ24日には、ムニューシン米財務長官が追加景気対策の妥協案を巡り、ペロシ下院議長との協議を再開する意向を示しました。

「民主党に話し合う用意があるなら、超党派の法律制定を目指し、いつでも協議する意向だ」と述べたからです。

そして、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は、21日に10,519.49まで下落し、約2カ月ぶりの安値をつけました。

しかし押し目買いの好機と見た買いが主力ハイテク株に入り、25日には10,913.56で取引を終了。週間ベースではプラスとなりました。

NYダウ来週の見通し

追加経済対策に対しては、ムニューシン米財務長官が民主党のペロシ下院議長との協議再開の意向を示したと報じられていますが、規模について民主党と共和党の隔たりは大きく、早期の合意や成立は予断を許さない状況です。

また、欧州で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることも懸念材料です。

欧州では新規の症例が過去最高に達しています。

最近は若者の感染が中心で、4月のピーク時に比べれば死者数は少なくなっています。

しかし気温が下がり、高齢者にも感染が広がれば、この冬に事態が深刻化する恐れもあります。

そして10月2日には、9月の米雇用統計が発表されます。

8月の米雇用統計においては、非農業部門の就業者数が前月比137万1,000人増と市場予想を上回り、労働市場の回復が続いていることを示しました。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、今回もどの程度の労働市場の回復が見られるかが注目されます。

NYダウは、27,000ドル台をキープできるかどうかに関心が集まりそうです。

また、ナスダック総合株価指数は10,500~11,000のボックス圏内での推移が続いているので、どちらにブレイクするかで来週以降の方向性が決まるでしょう。

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